これが文房具かどうかというと、微妙なラインだが、
私的には店舗用品は文具店で売っているし、事務用品の一部でいいと思っている。
というか、これが好きなのだ。
矢印の色は4色あった。
これを見つけたとき、黒字に白い文字のものもあり、そちらも洒落ていてよかったが
矢印が付いていなかったので、こちらにした。
裏の支えもセルロイド。
あっちもこっちもセルロイドの淡い色合いと
ペラペラ感満載で、
こんな値段プレートの後ろで売られていた商品はいったいどんなものだったのだろう、
これが並んでいるお店の様子はどんなだっただろうと
妄想は膨らむ。
数字や記号は、プレートの穴の所にはめ込むようになっている。
数字を外すとこうなっている。
真中の点は商品の価格が円ではなく、銭だった時代の特徴だ。
数字もバラでたくさん入っていた。
これも全部セルロイドだ。
あと、1ケ(個)、2ケ(個)の「ケ」がいい。
それと、プレートにはめ込むために各数字や記号に、ぽちっとでっぱりがついているのだが、
それがまたいい。
これもきっと余ったセルロイドを溶かして作ったとかだろう。
とてもきらきらしていてきれいなのだ。
箱にはメーカーと実用新案番号があったが、
調べても出てこなかった。
多分出願で終わっているのか、番号が違うかと。
過去とか素材の感じから昭和10年代とかではないかと。
昨日の電報の話からすると、内容が無いなぁと思うが、
ゴールデンウィークだし、可愛いから今日はこれで。