輸入・廃番文房具の発掘メモ

古い文房具を集めています。見つけた文房具や資料を紹介しています。

アメリカからのジャンク品 鉛筆やシャーペンなど

GWは、時間の借りをまとめて返すつもりでいたが、前半が終わりに差し掛かった今、予定通りにはいかなさそうというのが見えてきた。

せめて約半年放置していたブログ位は更新しようと思い、急いでこれを書いている。

 

先日、アメリカからジャンク品のセットが届いた。



一見壊れていたり、ひしゃげていたりとただのジャンク品のようだが、なかなかいいものが含まれたお得品だ。時代は推定1900年頃。

 

繰出し式のシャープペンシルは、どれも軸の色や質感が、とてもいい。

元の持ち主の趣味の良さが偲ばれる。

長めの手帳用鉛筆の穴にひっかける部分は、素材がベークライトだろうか。

落ち着いていて高級感があり、格好いい。

何か番号のようなものが刻まれているが、

特許ではないようだ

 

 

紐の付いた小さな鉛筆。

これも手帳用とか持ち歩きようだったのではないかと思われる。

一緒に合った普通サイズの鉛筆にも、リングがついている「Pendant」というのがあったので、この人は紐をつけて使いたい人だったのだろう。

 

 

そして、平たい鉛筆。

かなり使い込まれている。これは平らな鉛筆かと思ったが、なんと楕円形をしている。

平たいものは比較的よく見るが、楕円は珍しい。

 

 

 

そして驚いたのは、小さな箱に入った超絶小さな鉛筆。

私が持っている鉛筆の中でも最小クラスと思われる。

 

 

さらに驚いたのは、この小さい鉛筆の形。

何とこれも楕円形をしている。

 

 

スゴイな、よく作ったな。

このタイプは、鉛筆に合ったフォルダーがあったはず。

楕円だとフォルダー側も作るのが難しいのではないかと思われる。

 

このジャンクな鉛筆やシャープペンシルを見て、もう一つ発見だったのは、

殆どのものはメーカー不明、文字が入っているものも広告が多い。

ということは、この小さな楕円形の鉛筆は、大手のメーカーではなく無名のメーカーが作るほど一般的だったということだろうか。

 

 

この2種類の楕円形の鉛筆は、買った時に気づいていなかったので、

得した気分。

 

 

なかなかいい買い物をした。