写真だけ撮ってあったシャープペンシル。
さっさと書かないと忘れちゃいますね。
またサイズが分かる写真を撮っていないのですが、
短めのシャープペンシルです。
未使用でとてもきれいな状態。
かなり古いものの可能性があるのですが、きれいすぎて年代の判別がつきません。
アメリカの老舗鉛筆メーカー、イーグルペンシルの「SIMPLEX JUNIOR」という
シャーペンです。
ノック式ではなく、繰出し式というのでしょうか。
本体とひねると芯が出てきます。
金属部分を外すとこうなってます。
「芯が一本入ってるのね」
そう思いました?
私も思いました。
が
これ芯ではないのです。
芯の太さの針金です。後ろの金属部分にくっついています。
では芯はどこ?
芯はこの中です。
まず、この部分を見て「木!」と思いました。
塗装が完璧な状態なのでプラスチックに見えるんですよね。
よく見ると
この斜めになっている部分は木の凹凸が残っていますね。
なるほど。
外見がきれいなのに、本体が木でできているあたり、ますます時代不明です。
で、話は戻りますがこの穴に芯と同じ太さの針金をさして、
ねじることで芯を押し出しているんです。
ここをねじることで
芯が出てくる。
商品名通りシンプルですね。
言った方がピッタリ来ます。
ちなみにイーグルペンシルの1913年のカタログを見て見ると
ねじるポイントが違いますが、このシリーズのようです。
説明書き。読める方はどうぞ。
もし全然違うことが書いてあったら教えてください。(笑)
特許は1896年となっています。
私が持っているのは小型ですし、デザインやパーツが新しい感じなので
かなり長く半場押されたシリーズなのでしょうか。
あったはずです。
つまりこれは繰出し式の技術が出る前のものではなく
「簡単なつくりでもいいと思うんだー」というノリの
アイデア商品なんだと思います。
作りがシンプルなので、軽いし、芯もピッタリのサイズの穴に閉じ込めてしまうので
意外と折れにくいなど、割と使い勝手がよかったかもしれませんね。
ちなみに、イーグルペンシルのカタログを引っ張り出したついでに
掲載されていた他のシャープペンシルもご紹介しておきましょう。
ご紹介と言ってもカタログ転載だけですが。。。
改めて見ると、もうこの時代にいろいろあったんだなぁと。
我ながら雑な感想ですみません!