輸入・廃番文房具の発掘メモ

古い文房具を集めています。見つけた文房具や資料を紹介しています。

茫然自失のコーリン686、スターキャメルの色鉛筆など

以前コーリン鉛筆の686を見つけました。
サイケデリックな感じのパッケージデザインが印象的です。
 
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先日、別の文房具屋さんでやはり686を見つけ、
持っているけど、せっかくだからと思い、買ってきました。
 
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帰ってきて、ほこりを払っているときになんか違和感があり、
よく見ると、
あれ、顔が違う。。。
 
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先日買ってきた686のコーリンマーク(写真下)は、
茫然自失の表情です。
全財産を亡くしてしまったかのような
生気のない表情で、
おまけに顔面蒼白です。笑
 
 
 
 
 
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箱の底部分のマークは黄色い笑顔のマークでしたが、
二等辺三角形の傾向が強く、表情も若干異なります。
(左が茫然自失マークの底面)
 
 
 

中を見ると、蓋をはずして本体の裏側のマークが
やはり異なります。
 
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また、中に仕切り紙のようなものが挟まっていて、
硬度表記の面はデザインは大体似ていますが、
茫然自失マークのほうは英語表現です。

こちらは輸出用だったのでしょうか。
そういえば、箱も茫然自失マークのほうがしっかり出来ていて
厚みも異なります。
ということは、海外にいくことになったのが、
島流しになったようにショックなのでしょうか。
 
 
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この仕切り紙の反対の面は、
茫然自失を乗り越え、悟りを開いた仏像のようなマークと
一方は日本語の説明文です。
 
 
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鉛筆自体も少し異なります。
下が茫然自失マークの箱に入っていた鉛筆です。
この部分の表記は、マークが微妙に違うようですが、それ以外は同じです。
 
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茫然自失マークのほうには「HAP」と日本語で「コーリン」と
入っています。
 
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また茫然自失マークのほうには
「For Retouching & Special Drawing」とあります。
 
 
 
 
 
 
コーリンのマークは色々有ると聞いていましたが、
実際見ると面白いですね。
 
鉛筆ついでに色鉛筆を2つ。
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スターキャメルの色鉛筆です。
11月に北関東に行ったときに見つけました。

レトロなイラストが良かったので買ってきました。
紙の箱ですが、傷みが少なくきれいな状態です。
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裏面はなかなか攻撃的なイラストです。
・・というかよく見ると、表面もヨットではなく戦艦で、戦ってますね、どうやら。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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なぜかトンボのシールが。。。
値上げをしたときにお店の方が手近にあったシールを貼ったのだと思われます。
 
 
 
 
 
 
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鉛筆はこんな感じ。
金銀入りの14色です。
 
 
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英国カンバーランド(という読み方でいいのかな)の色鉛筆です。

これは骨董市で、画家さんアトリエから出たと思われるの道具箱の中にありました。

缶のイラストがいい感じです。
 
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中の鉛筆はこんな感じです。
カンバーランドは鉛筆を1本持っていますが、あまり聞かないですね。

もうなくなっているのでしょうか。