輸入・廃番文房具の発掘メモ

古い文房具を集めています。見つけた文房具や資料を紹介しています。

コーリン鉛筆 SLATE、他

大田区のとある文房具屋さん。
 
鉛筆のストックの棚の前に別の棚があって、奥のほうが半分隠れています。
でも隠れているほうの棚にも鉛筆の箱が見えていたので、
手を突っ込んでみました。
 
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白い芯が見えます。でも軸が黄色い。。。
これは怪しいと引っ張り出してみたら、
コーリンの「SLATE」という鉛筆でした。
 
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イメージ 7「slate」は「石板」、「slate pencil」で「石筆」という意味でした。
 
 
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ケースの裏には、黒板や石板、
鉄板製図(何??)用であることを
示すイラストがありました。
 
 
 
 
 
 
 
石板はわかるけど、黒板に書いて消えるのかな。
それに鉛筆の細さで書いても用を成さないような・・・
 

コーリン鉛筆が少し続いてまして、
足利の高田文具店のお母さんは商売上手で
「古い文房具が好き」だといったら倉庫から色々出してきてくれました。

その中にあったのが、
コーリン鉛筆の2020です。
 
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「360円だから買って行きなさいよ」といわれ、
せっかく探してきてくれたし、360円だからと
買って来ました。
 
これ、箱のマークは雲型定規ですかね。
 
 
 
 
 
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鉛筆のデザインは普通です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

そしてもう1つ。
コーリンのゴールド芯1箱。
 
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ご遠慮しようと思ったのですが、
「安くするから、いいから買って行きなさい」と、
ここで逃したら、一生この芯を売る機会はないぞとばかりの勢いで
宣言され、お買い上げです。
 
 
 
 
倉庫から埃まみれになって探してきてくれると、
なかなか断れません。
でも、最近は店内にあるものも見せてくれないところとか、
売ってくれないところも有るのでありがたいです。

そしてもう1つ。
 
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コーリン コア?というのでしょうか。
但し、ただのコアではなく「のっぽのえんぴつ」です。
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短いほうが通常の鉛筆で、のっぽは2倍の長さがあります。
中十条の文房具屋さんにありました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

これを見て頭に浮かんだ光景。。
 
小学生の男の子が、この鉛筆を見て、
これを持っている自分が休み時間に注目の的になる光景が頭に浮かぶ。

「あいつの鉛筆すげー」「お前それどうしたの!?」
 
そして言う。「お母さん、この鉛筆買って!」
 
母は一目見るなり
「だめよ!ランドセルに入らないでしょ。それにすぐ折れちゃうのよ。こういうのは!」
休み時間ヒーロー計画はあえなく潰える。

・・・ところで、これは木ではなく合成樹脂で出来ています。
だからこんなに長く出来るんですね。
 
でも芯は普通のものを使っているので、
真ん中あたりに「芯のつなぎ目」シールが貼って有ります。
(最初、このシールで2本の鉛筆をつないでいるだけかと思った。笑)
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青・白・ピンクの3色ありました。

 
 
 
 
 
 
 
この鉛筆を企画した人は
どこで使われることを想定したのだろう。
受け狙いだけだったんだろうか。