輸入・廃番文房具の発掘メモ

古い文房具を集めています。見つけた文房具や資料を紹介しています。

古い芯

最近気づいたこと。
 
私のPCは「しん」と入力すると、
「新」ではなく、まず「芯」と変換します。笑
 
 
というのは余談で、
古い文房具を探すときに、在庫用の棚に箱に入れられたまま忘れられている場合が有るので、
棚にある箱に印刷されているメーカー名をチェックするようにしています。
でも、とても古いものって、箱にメーカー名が印刷されていなくて、
無地の箱にラベルだけ貼って有ることに気づきました。

こんな感じです。
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この箱も横側から見ると何も書いていない無地の箱です。
怪しいと思って開けてみたら、中身は2ミリ芯でした。
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木に溝をつけて芯を格納しています。

もともと海外の古い芯も同じようになっているので、
それを真似たのでしょう。
 
 
 
 

プラスチックだらけの現代にこういうものが出てくると
とても新鮮です。
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トンボの同タイプのものは3年位前に見つけたのですが、
三菱のも有るとはしりませんでした。

うれしい発見です。
 
 
 
 
 
それから別のお店でこんなものも見つけました。
 
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写真では大きさがわかりませんが、
小指の第二間接から指先くらいの大きさです。

見つけたのは確か大井町の三松堂さんだったような。。。
 
「古い文房具は、時々探しに来る人がいてもうないと思うよ」といいつつ、
店の奥の薄暗いところも電気をつけて見せてくれました。

製図用の芯で、私に使い道はありませんが、
この金属製ケースの、なんとも渋いところが気に入りました。

メーカー名等は不明です。
多分もともと商品にメーカー名は入っていなかったように思われます。

それから志村の松和堂さんでは、
繰り出し式鉛筆用の芯などを発見。
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繰り出し用の芯です。

私も1本繰り出し式を持っていますが、
本体に仕切り板が入っていて、
普通の芯と赤芯が入っています。
 
 
 

替え芯も同じように売っていたのですね。
 
この芯は時々探しに来る人がいると
お店のお母さんが言っていました。
なかなか売っていませんものね。
 
 
繰り出し式鉛筆用芯と一緒に他の古い芯もありました。
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いずれもメーカー不明です。
アルミケースっぽいのは0.9くらいでしょうか。
錆びた金色のケースに入っているのは、
1.18と2ミリ芯に見えます。
 
 
 

以上、最近見つけた古い芯達でした。