輸入・廃番文房具の発掘メモ

古い文房具を集めています。見つけた文房具や資料を紹介しています。

三菱鉛筆 No7600ダーマトグラフ黒、トンボ鉛筆482の箱

ときわ台に有る小さな文房具屋さんへ行きました。
 
文房具と一緒に駄菓子やアイスクリーム、学校用品なども売っている昔ながらの文房具屋さん。
80歳くらいのおばあさんが「古いものは捨てちゃうのよ」と言うので、
あまり期待をせずにそれでも一通り見ていくと、古い三菱鉛筆ダーマトグラフがありました。
 
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「それあまり古くないわよ」
「箱が気に入ったので、いいです。」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
確かにさほど古い時代ではなさそうですが、
ダーマトグラフって、紙巻以外にはあまり見かけないし、
箱が厚手のボール紙で出来ていて、シンプルなデザインが好みです。
 
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あと、中に1本削ったものが入っていましたが、
それの削り具合がとても味が有ります。
 
荒っぽいのですが手馴れた削り方で、
これ多分私がやろうとしてもこんな風に削れない。
 
 
おばあさんは、戦時中のことやご自身の生い立ちなど
いろいろなお話を聞かせてくれました。
その中でとてもびっくりしたことは、
名前(苗字じゃない下の名前)が私と一緒でした。
 
そんなことくらいでなぜ驚くのかというと、
私の名前はとてもレアで、今まで同じ学年や職場で同じ名前の人がいたことがなく、
同じ名前の人と出会ったことがありません。
漢字も読みも珍しいのですが、さすがに漢字は違ったものの、
読みが同じだけでびっくりです。
 
おばあさんも、今までお店に同じ名前の人が来たことはないと
大変驚いていました。
だからどうだって言うことでもないのですが、
人の縁って不思議ですね!
きっとこのダーマトを見る度に同じ名前のおばあさんを思い出します。
 
 
鉛筆の箱をもう1つ。
鉛筆は写真がうまく撮れないので、基本ブログにアップするのをやめたのですが
箱なら話は別。
以前見つけたちょっとレトロなトンボ鉛筆の箱です。
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これの時代は三菱鉛筆よりも更に最近でしょう。
三ノ宮の文房具屋さんにありました。
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蓋の裏側と表面のデザインがまったく一緒なのが少し残念(面白くない!)のですが
それでもまだ文房具店の店頭にこういうものが残っているのを見つけると
テンションあがります。
 
 
見つけたのはもう2年くらい前になりますが、
きっとまだ店頭に残っていることでしょう。
 
 
 
このお店は、印刷機を持っていて、オリジナルの英字領収書など作っていると
どなたかのブログで見ました。
その「英字領収書」があれば欲しかったのですが、
行ったときにはもう作っていませんでした。
 
気づいた時には失われているもの、
失われたことすら気づかないものが
たくさん有るんでしょうね。
 
こういうことを考え出すと、
もっと急いで文房具店めぐりをしないといけない気がしてきます。笑