輸入・廃番文房具の発掘メモ

古い文房具を集めています。見つけた文房具や資料を紹介しています。

ロットリング Z型(?)製図用消しゴム

赤塚駅から少し離れた川越街道沿いの文房具屋さん。
ロットリングの消しゴムを見つけました。
 
イメージ 1イメージ 2
 
 
これと同じものを、先日オークションで入札したのですが、油断して放置していたら、
他の人に落札されてしまい、残念に思っていたところです。
 
なんだ、まだ売ってたじゃないか♪
 
 
オークションの出品者の説明にもありましたが、
消しゴムが減ってしまったら、引っ張り出すしかなさそうですし、
この形状もなかなか使いづらそうです。
(使わずに持っているだけの人が言うことではないですね。笑)
 
何でこんな形をしているのかというと、
中の消しゴムが重なってセットされている為。。。のようですが、
よく考えると、別に重ねなくても消しゴムの長さを短くするか、
軸を長くすればいい話なんですけどね。
 
あとはデザイナーさんのこだわりか、センスかって所でしょうが、
 
イメージ 3
←上の写真で色が濃くなっている角の部分は、ふたのようになっていてはずせます。

これを買ったときのお店のご主人の予防線の張り方が
なかなかでした。
 
「これ、中の消しゴムが硬くなってしまっている可能性が有るので、
やすりのようになってしまうかもしれません」
「はい、いいです」
「新しいものではないのですが、その辺大丈夫ですか?」
「はい、大丈夫です」
「何に使うものか知ってますか?」
「はい」

「・・・くどいかもしれませんけど、返品できませんが」
「はい、わかってます」
 
反対の立場だったら、私もこれくらい言うかもしれないけど、
なんていうか、これだけの言葉が出てくることに、
文房具屋さんもいろいろ苦労が多いんだなぁと実感。
 
クレームとか言わないから大丈夫ですよ。

あと、先々週ですが、麻布十番の文房具屋さんで、
ライオンの消しゴムを見つけました。
事務用消しゴムの中ではさほど古くはないですね。
イメージ 4
 
 
 
 
 
 
 
 
 

既に我が家にあった砂消しと仲間のようです。
 
イメージ 5
 

持ってないような気がする消しゴムを買ってくると、
既に持っている中に品番が同じの時代違いや、
同じ時代の品番違いが見つかることがあり
少しずつパズルのパーツが埋まっていくようです。
 
 
 
但し、全体像がわからないパズルです。

余談ですが、麻布十番の文房具屋さんは、年配のご夫婦でやっている、
昔から有る(でも減りつつある)タイプの文房具屋さん。
なのですが、おばあさんが英語でお客さんと会話していました。
 
さすが麻布十番
びっくりしました。
もしかして港区の古い文房具屋さんは英会話出来る率が高かったりして。
 
文房具屋さんも色々大変です。