輸入・廃番文房具の発掘メモ

古い文房具を集めています。見つけた文房具や資料を紹介しています。

増殖し続けるペリカンの消しゴムたち

昨日は文房具屋さん巡りをする日にしました。
 
出てきましたよ、消しゴムが。
消しゴムの箱も出てきて、久しぶりにとてもあたりの良い一日でした。
 
 
実は、今日以前にも少しペリカンの消しゴムが増えていましたので、
まずはそちらから。
 
イメージ 1
 
 
グレーのRW40。
RW40は通常赤茶色をしているのですが、
一つだけ見つけたこの消しゴムは
なぜかグレーです。
 
最初退色したのかと思ったのですが、
それにしてはむらなくグレーなので、
おそらく最初からこの色だったのでしょう。
 
消しゴムの形というかカットの角度もちょっと違っていて
斜めになっています。
同じ品番で、色や形が違うちょっと不思議な消しゴムです。
 
 
次にPZ20。
 
イメージ 2

プラスチック消しゴムで、半分サイズのプラスチックのカバーがついています。
一緒に写真を撮ったロットリングとサイズも形もそっくりです。

ペリカン版もあることを知らなかったので、
ちょっとうれしい発見です。
 
GB20。
これはオークションですが、アイスブルーのカバーがきれいです。
 
イメージ 3
 

そして昨日出てきた消しゴム達。

最近はペリカンの引きがよく
昨日も主にペリカンでした。
 
イメージ 4
 
RW80。ひと箱に80個入りの小さい消しゴムです。
隣のRW40が一般的な大きさの消しゴムです。
 
これは前から持っていましたが、新たに箱ごと出てきました。
箱も中身もきれいな状態です。

正確な時代はわからないのですが、
縦型の印字より横型の方が新しいようなので、
この縦型はおそらく40~50年くらい前ではないかと
勝手に想像しております。
 
既に持っているのですが、まだ都内にこういうものが残っているんだ!
ということが嬉しくて、引き取ってきました。
それに、このRW80は消しゴムの中でも特に好きなので、
箱にぎっしり詰まっているのを見ると、
なんか安心します。笑
 
 
イメージ 5
 
イメージ 6

一緒に出てきたのが、S30とS60。
 
これもバラでは数個持っていたのですが、
S30の箱ごと出てきたのが嬉しい♪
箱のデザインから見ると、縦型RW80と同じくらいの時代なんですね。

このペリカン2箱が出てきたお店は、インターネット検索でヒットせず、
移動途中で同行者さんが見つけてくれました。
 
お店の前には、ご主人が仁王立ちしており、
入ろうとするとすごんだ声で
「何をお探しですか!?」といい、お店に入れてもらえない雰囲気でした。
 
ダメもとで、主旨を伝えてお願いすると「いいですよ」となり
消しゴム以外にも面白いものが出てきたのですが、
どれも格安で譲ってくれました。
 
最後は双方笑顔で「ありがとうございました」「いえ、こちらこそ」と
なり、楽しい時間となりました。

昨日の収穫として、もう一つ
ヒノデムカイドリの箱を見つけました。
 
イメージ 7
 
中には、製図用のコンパスが入っていたのですが、
箱が欲しいというと、コンパスを出して譲ってくれました。
最近そういう親切なお店が続いていて助かります。
やっぱり消しゴムの箱は、消しゴムの絵が描いてあるのが
いいですね。
 

おまけでその他消しゴム。
エバーハードファーバーの消しゴムです。
 
イメージ 8

でっかいです。
(RW40が一般的な大きさです)

細かく切断するの面倒だから大きくていいや的な雰囲気がして、
アメリカっぽいです。笑

エバーハードファーバーもう一つ。
鉛筆型消しゴムです。
 
イメージ 9

 
イメージ 10
 
アメリカの鉛筆型消しゴムは、
紙巻で糸を引っ張って剥くタイプが多いのですが、
これは木軸です。

確か世田谷通り沿いの文房具屋さんに
1本だけありました。
 
この手の鉛筆型消しゴムは、なぜか1本だけ鉛筆と混ざって残っていることが
多いです。
もともと見本で1本しかなかったのではないかという説(?)を
聞いたことがあります。
そういわれると単価も高いし、1本だけ残っていることが多いことの辻褄もあう気がしてきます。
 
 

久しぶりにいろいろ見つけたので長くなりました。
この「引き」がこの先もしばらく続いてほしいと願っております。