輸入・廃番文房具の発掘メモ

古い文房具を集めています。見つけた文房具や資料を紹介しています。

ファーバーカステル スライド式芯研器

下赤塚の文房具屋さんで、ファーバーカステルの芯削器を見つけました。
 
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削り器のほかに紙やすりやスポンジ、替え刃がセットされています。
こちら側は左側の黒っぽいところが紙やすりです。
 
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こちら側はスポンジと替え刃です。
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サイドにあるつまみを押さえてスライドさせると、
スポンジ(削った後に芯に付いている粉を落とす為?)や反対側は紙やすりがが使えます。
(スポンジが赤いのは経年劣化です)
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これ1つに「芯を削る」ために必要な機能がセットされており、
ワンプレートランチみたいな感じです。

コンパクトにまとまっていてとっても機能的!な第一印象を受けそうになりますが、
うーん、紙やすり側を上にして、スライドさせると、かなりの確率で替え刃が落ちます。
スポンジ側を上にしてスライドさせると、今度は削りかす(粉末状の芯)が
こぼれ落ちます。
 
それに、スポンジや紙やすりが駄目になったとき、
この部分だけ交換用に売っていたのだろうか?などと考えると
考えすぎアイデア商品のような気がしてきます。
 
でも、「なんだこれ?」と思いながら所有しておくのは楽しいですね。
ちなみに既に我が家にそっくりさんがいます。
 
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オレンジ色のほうは分度器ドッドコムさんで購入しました。

分度器ドットコムさんのサイトで「メーカー不詳」とありましたが、
どこで作られたものにしろ、このカステルの芯削器と同じところが作ったのでしょう。
 
 
 
 
 

余談ですが、このカステルの芯削器を買った時、
お店のサービス券を出してくれたのですが、断りました。

そうしたら
「近所じゃないの?100円分あるから何か持っていけば?
イカ嫌い?イカでもいいわよ」と親切に言ってくれました。
 
わずかですが駄菓子も一緒に扱っている文房具屋さんだったので、
キャラメルと酢イカらしきものを100円分もらってきました。
(なお、「イカ」といわれましたがよく見たら「タコ」でした。)
 
体に悪そうなキツイ酢の味に昭和気分を味わいながら
次の店に向かいました。