バーン!
大きくて重いです。
予想通りというか、これは置き場所に気を付けないと、
蹴飛ばすと大変なつま先の敵です。
でもかっこいいなと思って。
パンチは今の2穴パンチと昔から
余り形が変わりません。
穴をあけるだけですからね。
当然と言えば当然ですが。
でもこれは形も違っておもしろいなと。
ナナメ45度ショット♪
ハンドルを上げるとこんな感じ。
通常は下がっています。
これ、普段の体制がハンドル上がっている状態だったら
邪魔ですわー。
金属のプレートに、丸い穴が開いていて
そこに上から丸い棒状のものを突き刺すだけの
シンプルなつくりです。
そのあたりの仕組みは今もだいたい同じですが、
今パンチの刃は、カーブがついていて縁が鋭いんですよね。
このパンチは多少上から降りてくる棒の内側がへこんでいますが
鋭いというほどではありません。
正面から見ると、いかめしいだけでなんだかよくわからない物体です。
台座の板にはメーカーのプレートがついています。
Early Office Museumというサイトを見ると
Krahn Punch on market 1926-36
とあります。
だいたい80~90年前のものですね。
調べたら「バンカース パンチ」というような説明もあったので
銀行などたくさん紙を綴るオフィスで利用されていたのかもしれません。
穴をあけたときに出る丸いごみは
下に落ちる仕組みです。
白っぽい金属が台座側についているもの、
真中の黒っぽい部分が、上から降りてくる棒状のものです。
さて、このおじいさんパンチは、今でも穴があけられるのでしょうか?
まず1枚。
へこんだだけで、穴は開きません。
やっぱりだめか。
いや、枚数が少ないからダメなのかも。
ということで紙を折って4枚で実験。
やはり穴はあきませんが、さっきよりは希望の切れ目ができています!
8枚でどうかな。
あきました!
やはり枚数が少ないとだめなんですね!
16枚も
32枚も!
割と簡単にあきました!!!
おじいさんパンチ、なかなかやります。
というか、このパンチ、わが家にあるパンチの中で
間違いなく一番パワフルです。
多分これから枚数が多いときや、厚手の物に穴を開けるときは
普通ににつかいます、これ。
遠くアメリカから空を飛んでやってきたおじいさんパンチ
わが家に再就職です。