輸入・廃番文房具の発掘メモ

古い文房具を集めています。見つけた文房具や資料を紹介しています。

極洋のハム・ソーセージ 文房具セット

海の日に、海っぽいものをUPしようとしていたのですが、
バタバタしていて更新し損ねました。


海っぽい文房具とは。

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極洋の缶詰 ハム ソーセージ
の文房具セット。

なぜこれが海っぽい?

極洋(現社名はキョクヨー)さんは、社名から想像できますが
お魚系の加工食品メーカーです。

魚肉ソーセージのイメージが強いのですが、
最近はぎょにソは作ってないのかな?

そいうことで、私の中では極洋と聞くと、海と漁業と魚肉ソーセージなんです。

海っぽいでしょ(笑)


そこが出していたノベルティ文具セット。

昭和30年代ころかな。
ちなみに外側のビニール袋はパリパリになっていて、
所々穴も開いています。

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前から売っていたのは知っていたのですが、
どうしようかなと思っており、最近糊の容器を入手した関係で
この中ののり容器に惹かれて入手することにしました。

では中身を見ていきましょう。

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その「のり」の容器です。
なかに糊が入っていますが、完全にミイラ化しています。

船かと思ったのですが、潜水艦ですね。

更に「ノーチラス号と書いてある!“海底二万里”ですね!」と
教えてもらいました。
なるほど確かに「NAUTILUS」とあります。

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海底二万里に出てくる潜水艦の名前の糊!
少年のロマンですね~♪

なお、メーカーは力士糊さん

力士糊さんを検索したところ、
力士糊さんはもうありませんが、ご家族の方が和歌山の方で
古道具屋さんをやってらっしゃるようです。

そういえば、力士糊さんのロケット型の糊も持ってます。

色々な形の糊を作られていたんでしょうか。


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鉛筆が3本。
「おいしくてえいようになる極洋の缶詰 ハム ソーセージ」と書いてあります。

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キャップ。
チープな感じが素敵ですが、袋を開けるまでもないので、そのまま保管。

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国会議事堂の鉛筆削り。

漠然と船の形かと思っていたのですが
FACEBOOKで「国会議事堂!」と教えていただきました。

よく見たら、あら本と!国会議事堂!


これも少年のロマンでしょうか。


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はさみ。しっかりしていて重みのあるハサミです。
袋の中の紙には
「おいしくてからだのためによい 極洋のハム ソーセージ」
と書かれています
「おいしくてえいようになる」ではないんですね。

なお、極洋捕鯨が当時の正式会社名でしょうか。
昭和46年に(株)極洋と変更しているので、その前のものとなります。

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コンパス。針の緑色のカバーがかわいい!


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そして徽章ルーペ、というのでしょうか。
式典でよく来賓の方に花を付けるのに
使用していたのですが、今でも使っているのでしょうか。

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そして消しゴム。
これはきっと裏にソーセージ・ハムの広告が、、、、



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ありませんでした。

残念!

最後は下敷き。

セルロイドでしょうか。ペラペラな質感が
楽しいです。

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おいしくてえいようになる!
極洋のハム ソーセージ


このセット、楽しい内容ですし、ハサミなんかもしっかりしていていいのですが、
これをもっている子が身近にいたら
どれだけたくさん魚肉ソーセージだがクジラの缶詰だかを
食べるおうち何だろうと

気になってしまいます。