輸入・廃番文房具の発掘メモ

古い文房具を集めています。見つけた文房具や資料を紹介しています。

100年前のノベルティ鉛筆削り

鉛筆削りつながりで、
ご紹介できていなかった鉛筆削りを一つ。

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カンナ型、と言いましょうか。

カンナって何?という方もいるかもですね。
を削る道具です。
インターネットで画像検索すると
沢山出てくると思います。

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木に穴をあけて、刃が反対側に少し出る位置で固定しています。


この穴の確度と鉛筆の先端の相性がよさそうに見えるので、
この角度に合わせて鉛筆を刺して削る。。。。

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と考えてしまうのですが、
刃が少し出ている反対側で削ります。

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と言っても、この手の鉛筆削りは
割と削りにくいです。

ほんとにこの角度で削るの?と心配になりますが
この鉛筆削りの広告が紹介されているサイトがあります。




こういう画像が残っていて、
且つ自宅にいて検索してみることができるというのは
いい時代だと思います。


100年位前のアメリカの鉛筆削りが
自宅に居ながらにして手に入るというのも
いい時代だと思います。


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本体の横にこんなことが描かれています。

「Sharpen your pencil and write us an order」
鉛筆をけずって、注文を書いて!

という意味ですよね。

どこかのお店?会社?のノベルティだと思われます。
もしかしたら文房具屋さんかな、なんて。(笑)

アメリカらしい、ニヤッとしてしまうフレーズですね。


100年前の文房具屋さんで、
これを使って注文してね、なんて言いながら
お客様に渡す光景を思い浮かべたりして。


そんな想像を膨らませられるのも
古いものの楽しさだったりします。