輸入・廃番文房具の発掘メモ

古い文房具を集めています。見つけた文房具や資料を紹介しています。

小型鉛筆削り2つ 回転刃とSelf Adjusting

ブログを始めたばかりのころ、最初か二番目くらいに知り合った鉛筆削りを集めていたGB84さん。
FACEBOOOKで今日がお誕生日と知って、
GB84さんが好きそうな小型の鉛筆削りを紹介しようと思いました。

そういえば久しくGB84さんのブログ更新を見かけていないなと調べてみたら
あれあれ、ブログがなくなっている様子!

お引越ししたのだったらいいのだけど、やめてしまったのかな。
年に1回とかでも続けてほしかったな。

ではやはり私が代わりに鉛筆削りを紹介しましょう。

今日UPしたもう一つのブログが長ったらしかったので
これは簡単に。


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ドイツ製の小さい回転刃の鉛筆削りを入手しましたよ。
ケースはベークライトで、ネジ式でふたを閉めます。


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こんな風に使います。

けずってみたら、がりがりとよく削れました・
「ドイツだぞ」という感じでかっこいいです。

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この形は、削ぐように削るので、削りくずはカンナで削ったように丸くなります。

以前ご紹介した鉛筆削りと同じメーカーですし、
刃の感じも同じなので、仲間ですね。

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うん、小さいハンサム君たちです。



あともう一つ、最近手に入れたのがこれ。

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木のケースに入っていて、削る部分自体がとがっているのが特徴です。
Early Office Museumをみると、これとそっくりな形の鉛筆削りが
「B. S. Cohen's Pencil Sharpener」として1894年の特許で載っていますが、
これは商品名が違うので、おそらくコーエンさんの鉛筆削りをコピーしたものでしょう。

となると1900年ころかな。


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商品名は
EVER READY SELF ADJUSTING PENCIL SHARPENER
です(文字が消えかけているので少し微妙ですが、、)

いつでも自動的にピタッと合うみたいな意味でしょうか。

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他にも説明が書いてあるのですが
殆ど消えてしまっています。

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名前の由来は、この形によるものでしょうか。
1900年頃だとすると、まだ鉛筆削りもナイフやカンナのようなもので
削るタイプが多く、鉛筆の先端をしっかりホールドするものが
少なかったのかもしれませんね。

ちなみに左右両方刃になっているように見えたので、
左廻しでも削れるかと思いましたが
そんなに甘くなく、右廻ししか削れませんでした。


今回はこの辺で終了。

あ、皆さん、ブログやっている方、やろうと思っている方も、今やめそうになっている方も
やめないでくださいね。
半年に1回とかでも続けていくって大事だと思うんです。

週一更新から月一更新になってしまった私が言うのもなんですが、
まだまだやめません。
あと、これ以上減らさないように、そして週一更新に戻そうとは思ってますよ、私も。