輸入・廃番文房具の発掘メモ

古い文房具を集めています。見つけた文房具や資料を紹介しています。

百合散 そろばんすべらし粉

百合散というモノを入手しました。


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今日な文具ではなく、薬の話。。。というわけではなく、文具の一種です。
というか文房具屋さんで売られていたと思われます。

ただ、百合散と調べると中国語で医療関係のサイトが出るようなので
もともとは薬局で売っているようなものなのかもしれません。

何に使うのかというと、説明はこれ。

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はい。そろばんのすべらし粉です。

でもそろばんのすべらし粉は「蝋石」や「滑石」の粉のようなのですが、
「百合散」というと百合の種を乾燥させて粉末にしたとかでしょうか?

おしろい花というのがあって、それの種をつぶすと
粉が出てきますが
そんな感じの百合があるのでしょうか?


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使い方説明図。
時代は大正頃と思われます。

計算研究所という所が製造していますが
情報は探せず。
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百合散というのが面白いなと思ったのと
パッケージが気に入って入手しました。
しばらく入手したままにしていたのですが
片づけをしていて、これはブログに上げてしまわなければと。

なぜかというと、未開封なのですが、パッケージが切れていて
粉がこぼれてくるんです。

さらさらしているので不快感はないのですが、
周辺が粉まみれになるので
袋に入れてあまり出さないようにしなければと。

ということで、閉じ込める前にブログに掲載しましたよ。

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そして撮影中にも、ほら
こぼれてる。