輸入・廃番文房具の発掘メモ

古い文房具を集めています。見つけた文房具や資料を紹介しています。

空飛ぶ鉛筆補助軸「ミサイルとばし」

文房具と言えるのかが悩みどころの文房具です。

最初私自身も、文房具ではないと思ったのですが、
説明書の「鉛筆の補助軸としてお使いください」の
一文が目に入り、私の中で文房具と認定されました。

よく見たら、本体にも鉛筆が付けてありますし。


これです。

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すてきに怪しげでしょ?

説明書きがついてます。
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そもそもこの「ミサイルとばし」というのが商品名なのか?
そこからして適当な感じが漂っています。

「光を当てて暗いところで見ると紫になる」というのも
なかなか子供心に刺さるフレーズではないでしょうか。

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要するにパチンコの要領ですよね。

と言っても今、パチンコと言って、パチンコ屋さんのパチンコではない方を
分からない方も増えていそうですね。

↑だいたいこんなものです。(笑)


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先端をよく見ると、確かにゴムをひっかけるところが。
これ成形するときに出来た余計なデコボコかとおもったら
違うんですね。
ゴム引っかけよう突起です。

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こういうことです。

ちなみに50年位前のものだと思いますが、
ゴムまだ生きてました。かなりゼィゼィ言ってますけど。

あまり引っ張ると切れそうなので、軽く引っ張ってとばしたら
ちゃんと飛びました。

というか、立派に危ないです、このミサイル補助軸。

そして、このリボンは煙を表しているのでしょうか。
炎かと思ったのですが、鉛筆がわざわざピンクを使っているので
鉛筆が炎で、リボンは煙かと。

このリボンがついているとことが
ちょっとすごい感があって、いいアイデアですよ。
簡単適当ですが、子供の心にはグッときます、たぶん。

ちなみにどうやってくっついているのかというと

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鉛筆の先にかぶせて押し込んでるだけ。
実際に鉛筆を出し入れすると、すぐになくしてしまうと思います。

鉛筆も内職の方が切ったのでしょうか。

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まっすぐではない切り口に、頑張りが感じられます。

さて、「紫色になる」も検証しないといけないですね。

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うーん、多分当時は紫になったのでしょうが、年数が経ち過ぎて、蛍光塗料?かな
消えてしまったようです。

これで暗いところで光ってくれたら、
かなりかっこいいんですけど。

そして色々つっこみどころのある「ミサイルとばし」は、
色違いもありますよ。

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公園で補助軸飛ばし大会でもしましょうか。