対になる一緒に掲載したいものが見つからず。。
また後日ということにして、ちょっとしたもので間をつなぐことにしました。
メートル法は明治時代に「尺」と並行して使ってね、とはじまり
大正10年には「尺」を辞めて「メートル」を使いなさい、と法律も改訂されたが
尺に慣れていて、メートルになかなか切り替わらず、本格的に切り替わったのは
昭和26年以降、だそうです。(wikipedia)
ちなみにこれは昭和12年のものなので、
なかなか切り替わらない時代に作られたもののようです。
切り替えるための覚え方が、計算式バージョンと丸覚えバージョンで記載されており
その文言を見る限り、苦労の跡がうかがえます。(要するに苦しい)
これ、覚え方を覚える方が大変なのではないかと思ってしまいます。
「見てみ」とか、「え?」と聞き返したくなります。
こういうものも時代が感じられて面白いですね。
ところで、これはなぜこんな形をしているのか。
花びらのような凸凹と丸い形。
メートル法には関係ないですね。
これ、6年カレンダーなんです。
こちらの方が主役で、裏は何も書かないのも淋しいね、ということで
メートル法換算について書かれたと思われます。
このカレンダーが昭和12年から始まっているので
昭和12年のものでしょう。
年と月を合わせて見ます。
写真は今年の8月と同じ曜日に合わせいます。
昭和16年と同じなんですね。
月曜日がいろいろなところから始まってしまうのは
見慣れるまで大変そうですが、
コンパクトにまとまっていてよくできてるのではないでしょうか。
昭和15年は赤字表記になっていますが、うるう年だそうです。
うるう年もちゃんとカバーされているあたり、頑張りましたね、と言いたくなります。
サイズはかなり小さく、牛乳のふたより一回り大きい、ヨーグルトのふたくらいの大きさです。
というサイズ比較はダメですね。(笑)
シャープペンシルの芯のケースと比べるとこんな感じです。
つるつるした割としっかりした紙出て来ています。
これもらったら、ちょっとうれしい。
ライトインキ、意外といろんなものが出て来て楽しいです。