ですが、ブログにぜんぜんUPしてないんですね。
あれれれ、タイミングが悪かったのか、こちらの思い入れが微妙なのか。。。
折角なので、たまには絵具もご紹介。
前から上げようと思っていてタイミングが合わなかったのがコチラ。
ビアンカラーという絵具。。。なのかな。
絵具だろうと思ってます。
「A液」というビンがあるので、混ぜて使うようです。
箱はこれ。
正直、箱のデザインは事務的な感じですね。
でも開けてみたら、小さいビンがたくさん詰まっていて
可愛いではないですか!
ひらがなで「ふであらい」とか「あい」とか書いてあるのも
なかなかほっとします。
うん、かわいい。
ちなみにネットでビアンカラ―を検索したら
ビアンカ―ラというどこぞのレストランばかり出て来て、何も情報は見つけられませんでした。
古文房具なんてそんなものなんですけどね。
次は同じくビンに入った「アートカラー」
このアートカラーというのは、アメリカ製で比較的メジャーな商品だったようです。
確かこの時代の資料に掲載されていたのを見た記憶が。。。
(残念ながら、該当資料探せず、見つけたら後日追加します)
「MADE IN USA」はいいのですが、
もう一月になる表記が。
「日本政府」・・・ですよね。
どうにも字が下手ですが、アメリカの方が一生懸命書いたらこうなった、という事かと思われます。
で、時代はいつかというと昭和13年のものです。
なぜわかるのかというと。。。
持ち主の方がちゃんと書いておいてくれました!
書き込みなどない状態のいいものの方がいいのですが、
こうやって書いておいてくれると
調べなくても時代がわかるので助かります。
そして中の説明。
「乾くのが待ち遠いなら~火鉢等の上で一寸乾かしてください」というところは時代を感じますね。
あと、最後の一文「容器の空いたものは可愛ひ標本入れになります」が気になりました。
標本は、入れるものによってはかわいいも何もないだろう、という突っ込みをしたくなります。
そして肝心の中身ですね。
粉の絵の具です。
入手した時は、割れたビンから粉が飛び散ってかなり悲惨な状況でした。
何とかきれいにしてみると、確かに「可愛ひ標本入れ」ですね!
海外の絵の具やクレヨンは、日本の国産のものより
色がきれいな気がします。
これも戦前の商品と考えると、アメリカ製らしいとてもきれいな色合いですね。
そしてもう一つ「クミアイ絵の具」という商品になるのでしょうか。
パッケージのラベルデザインがおしゃれですね。
よく見ると「クミアイ」とおしゃれではない言葉が
おしゃれな字体でかかれているのもこの時代のデザインのいいところかと。
中身はこれ。
これも標本入れ風ですが、時代はアートカラーより若いかと。
ガラス瓶絵の具はここまで。
絵具はチューブのも陶製皿のも
それぞれ味がありますし、パッケージもクレヨンとは違った良さがあります。
なぜかあまりUPしていないことが判明しましたので、
これからは時々登場させようかと思います。