輸入・廃番文房具の発掘メモ

古い文房具を集めています。見つけた文房具や資料を紹介しています。

ブングテン12 ご報告

9/15(日)にブングテン12に参加しました。

今回、MAXのホッチキスを展示しようと、かなり前から決めていたものの
いざ展示するとなると
どういう風にすれば、見やすいか(というより私の好きな「ホッチキス」を見せられるか)
考えたのですが、なかなか難しいですね。

大型はともかく、小さいものは置いといてもダメだなということで、
昆虫採集的なディスプレイにしてみました。

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MAXの30年代頃から、かいつまんで現行品も含む、展示です。

元はと言えば手元にある昭和30年代頃のカタログに掲載のものがかなり手元にそろってきたので
一度並べたいと思ったのが理由です。

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ホッチキスのイメージって、虫なんです。
丸っとしているのではなく、ぎざぎざの足のバッタとかカマキリとか。
最近の軽く綴じられるタイプのホッチキスは
てこの原理の応用で、パーツが多いようですが、
その少し開いた状態を見ると、
ケンカした(暴れた?)あとのカマキリの羽がばさばさではみ出している姿を
思い出すんです、なんとなく。

で、開いて展示してみました!

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真中のリムーバー付も
やはり「虫」っぽいですよね。

ちなみに、maxの一番ポピュラーなプラスチック本体の10号ホッチキスが
当たり前過ぎて持っておらず、
急きょ写真を入手するという事態に。

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これです。
こうやってみるとかっこいいですね。見直しちゃいました。

そしてMAXのホッチキスの次は
アメリカのホッチキス。

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スウィングラインを中心に、1950年代~70、80年代くらいまでですかね。
後ろに貼ってあるのは50年代のカタログのコピーです。

アメリカのホッチキスは形がかっこいいです。
鋼鉄感と曲線美がとても魅力的だと思うのです。
海外の文房具というとまずドイツですが、
金属の事務用品系は、アメリカ製の方が断然かっこいいし、
時代によって形も変わっていて面白いです。

と言ってもまだまだ勉強不足です。

そして最後のキャビネはリムーバー。

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リムーバーこそ、置いといてもなんだかわからないので、
特徴を写真に撮ってみましたが。。。
やっぱり説明要りますね、この展示。

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ちなみに使ってみていただきたかったので、着脱可能な展示にしました。
自分的にはかなりヒットです、この展示方法。

そしてリムーバーを試すには、ホッチキスの針が止まっている紙が必要なわけで、、、
そこを効率的に行うために、スウィングラインの自動ホッチキスを持っていきました。

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これです。当日大変よく働いてくれました!
隅に移っているイガイガしたものは、
皆さんがとめてリムーバーではずした針の山です。



今回、2年ぶりに会場で自分の展示をご説明することができたのですが、
久しぶりだったので、緊張しました。

でも、楽しかったです!
ホッチキスやリムーバーに興味があるかは別として、私のホッチキス・リム―バー強制説明に
付き合って下った方が何名もいらっしゃいました。

本当に感謝です。

次回のブングテンは11月17日、
また参加予定なので、
ネタを考えなければですね。