今回、MAXのホッチキスを展示しようと、かなり前から決めていたものの
いざ展示するとなると
どういう風にすれば、見やすいか(というより私の好きな「ホッチキス」を見せられるか)
考えたのですが、なかなか難しいですね。
大型はともかく、小さいものは置いといてもダメだなということで、
昆虫採集的なディスプレイにしてみました。
MAXの30年代頃から、かいつまんで現行品も含む、展示です。
元はと言えば手元にある昭和30年代頃のカタログに掲載のものがかなり手元にそろってきたので
一度並べたいと思ったのが理由です。
ホッチキスのイメージって、虫なんです。
丸っとしているのではなく、ぎざぎざの足のバッタとかカマキリとか。
最近の軽く綴じられるタイプのホッチキスは
てこの原理の応用で、パーツが多いようですが、
その少し開いた状態を見ると、
ケンカした(暴れた?)あとのカマキリの羽がばさばさではみ出している姿を
思い出すんです、なんとなく。
で、開いて展示してみました!
真中のリムーバー付も
やはり「虫」っぽいですよね。
ちなみに、maxの一番ポピュラーなプラスチック本体の10号ホッチキスが
当たり前過ぎて持っておらず、
急きょ写真を入手するという事態に。
これです。
こうやってみるとかっこいいですね。見直しちゃいました。
そしてMAXのホッチキスの次は
アメリカのホッチキス。
スウィングラインを中心に、1950年代~70、80年代くらいまでですかね。
後ろに貼ってあるのは50年代のカタログのコピーです。
アメリカのホッチキスは形がかっこいいです。
鋼鉄感と曲線美がとても魅力的だと思うのです。
海外の文房具というとまずドイツですが、
金属の事務用品系は、アメリカ製の方が断然かっこいいし、
時代によって形も変わっていて面白いです。
と言ってもまだまだ勉強不足です。
そして最後のキャビネはリムーバー。
リムーバーこそ、置いといてもなんだかわからないので、
特徴を写真に撮ってみましたが。。。
やっぱり説明要りますね、この展示。
ちなみに使ってみていただきたかったので、着脱可能な展示にしました。
自分的にはかなりヒットです、この展示方法。
そしてリムーバーを試すには、ホッチキスの針が止まっている紙が必要なわけで、、、
そこを効率的に行うために、スウィングラインの自動ホッチキスを持っていきました。
これです。当日大変よく働いてくれました!
隅に移っているイガイガしたものは、
皆さんがとめてリムーバーではずした針の山です。
今回、2年ぶりに会場で自分の展示をご説明することができたのですが、
久しぶりだったので、緊張しました。
でも、楽しかったです!
ホッチキスやリムーバーに興味があるかは別として、私のホッチキス・リム―バー強制説明に
付き合って下った方が何名もいらっしゃいました。
本当に感謝です。
次回のブングテンは11月17日、
また参加予定なので、
ネタを考えなければですね。