輸入・廃番文房具の発掘メモ

古い文房具を集めています。見つけた文房具や資料を紹介しています。

LYRAの小さい鉛筆

ヨーロッパの古い鉛筆で、
携帯用のとても小さいものがあります。
 
以前KOI-I-NOORの小さい鉛筆が届いて、
その小ささに驚き、それ以降見かけるとできるだけ入手しているのですが、
色々な形があり、同じサイズの物はあまりありません。
また、鉛筆はあっても
その鉛筆を格納するケース?ホルダー?がついていないことが多く、
ちょっと残念事が多いのです。
 
先日もLYRAの小さい鉛筆を見つけ、
ホルダーがついていたので、
入札いたところ、無事入手することができました。
 
 
それが今日届きました。
開封して、箱を取り出してみると
あれあれ、なんだか小さいぞ。
 
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開けてびっくり!
 
小さいんです。
私の持っている最少記録を更新しました。
 
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並べてみるとこんな感じ。
 
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左から、ステッドラーの普通の鉛筆
今回入手のLYRAの鉛筆
KOH-I-NOORの鉛筆
JOHAN FABERの鉛筆
 
です。
 
KOH-I-NOORとJOHAN FABERは軸の下の方に
ネジがついていますが、
流石に今回のは細すぎるのか、ねじはついていません。
 
 
ホルダーこれです。
 
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セットするとこんな感じ。
 
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反対側に向けて格納もできます
 
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輪がついていますし、輪を除くと格納した状態で4センチくらいなので、
首からペンダントのように下げていたのでしょう・
 
こんなに細くて小さいと
すぐになくなってしまいそうですか、
実用性よりもアクセサリー感が強いのか。
結構実用に耐えられるものだったのか。
 
出所がヨーロッパなので、
貴婦人の携帯用だったのかもしれませんね。
 
以前万年メモについて調べたとき、
舞踏会の手帖が起源と教えていただきましたが、
実用品として、ただし邪魔にならないように持ち歩くための大きさ・デザインなのかもしれません。
 
実用にどれだけ耐えられるか、
自分で使ってみればいいのですが、
なくしてしまいそうで、コワいです。