年に2回ある西荻骨董好き祭り。
そこでコンパスを入手しました。
昭和20年代くらいかな、といつもお世話になっている骨董屋さんが教えてくれました。
こんな説明書が入っていると、わくわくします。
絵もいい感じですね。
現物はこれ。
なかなか渋い風合いです。
このコンパスの特徴は、
針の足(?)の長さを変えられることです。
針の足を抑えているところがクリップ上になっています。
針は通常針だけで差し込んでありますが、
これは長いガイドのようなものがついていて、
クリップを閉じると、穴にクリップの先が噛んで固定されます。
クリップを開いて引き出すと、かなり伸ばすことができます。
小さい円だけでなく、
長い鉛筆を差し込んで針の足を延ばせば
大きな円も自由自在!
ということで「自在コンパス」なんですね。