小さい小さいドイツと白木屋の手帳と鉛筆
ドイツからちいさーい手帳が届いた。
小さいのを分かって(というか小さいから)買ったのだが、届いたのを見て思わず「ちいさーい!」と声が出てしまうちいささだ。(うれしい。)
そして小さい手帳にはその手帳にぴったりの小さい鉛筆が付いている。
それもれっきとしたA.W.FABERの鉛筆だ。
これは嬉しい。普通より小さいものや大きいものは無駄にテンションが上がる。
パッと見たところの意外性や「なんでこんなの作ったんだろう」とか
「どうやって作ったんだろう」という興味が湧いて、ワクワクするのだ。
それに、この鉛筆私は持ってる史上最少エンピツでは?
そう、小さい鉛筆が好きで、いくつか持っているのだが、その中の最小鉛筆「Johann.Faber」の鉛筆より小さく見える。
それにJohann.Faberの鉛筆はフォルダにつけて使うものだ。
単独で使う鉛筆としては文句なしに最小だろう。
一応念のため比べてみよう。
上が今回の手帳についていた鉛筆、下がJohann.Faberの鉛筆だ。
ほら、やっぱりA.W.FABERの方が小さい。
ちなみに太さは3.0ミリと3.8ミリといったところだろうか。
いや、小さい。(うれしい)
手帳のサイズは4.8センチ×3.8センチくらいだ。
この手帳、表紙裏はマーブル模様になっているし、カレンダーがついていて、おそらくだがちゃんと人間用なのだ。
ほんと小さいなあ。(うれしい)
そして、同じころに日本でも小さな手帳を見つけた。
こちらはドイツの手帖より少し大き目だ。
と言っても普通の手帖と比べると、かなり小さい。
こちらもエンピツがついていたところがうれしい。
EVENING PARTY PENCILという名前も素敵だ。
海外の舞踏会の手帖がとても小さい手帳なので
それをイメージしていたのかもしれない。
そして私の好きな百貨店モノ。白木屋製である。
この方どなたでしょうね。白木屋の社長さんとかでしょうか。かなりお若いのだけど。
この手帳、小さいのに布張りで、小口もしっかり金色だ。
中には罫線が印刷されており、こちらも小さいながら人が使うようだ。
小さいが、書こうと思えば書けないこともない。
眺めているだけで楽しい古文房具がまた増えた。
★おまけ★
連載「文房具百年」今月は「チェックライター」です。
まだそんなに珍しいものではないと思いましたが、
動作保管のつもりで短い動画もいくつかつけてます。
こちらもよろしく~