輸入・廃番文房具の発掘メモ

古い文房具を集めています。見つけた文房具や資料を紹介しています。

ニューマン ルーラー芯

用事があって実家に帰っていまして、
なんだかんだ理由をつけて実家を抜け出し、
母の電動自転車で付近の文房具店を洗ってみたのですが、
うーん、あまり収穫無しでした。
 
中には「日暮惣兵衛文房具店」なんて名前で小学校近くに有る
とてもそそられるお店もあったのですが、
行ってみたらシャッターの前には立ち枯れの夏草が・・・。

残念。
 
1つちょっと面白いものを見つけました。
五香の井上文具店にて
「ニューマンルーラー芯」
 
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商品名を見ても、写真を見てもイマイチなんだかわかりづらいブツですが
15センチの定規に0.5ミリのシャーペンの芯ケースが両側についている複合文房具です。
 
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いえ、ニューマンの製品なので、「芯ケースに定規をつけた」というのが
正しいのでしょう。
 
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裏側です。
 
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芯ケースの開け方が微妙で、力を入れて蓋をスライドさせると
「バキッ」と音がして破損します。(しました、というか・・・)
 
写真のようにやさしくちょっとだけ開けて使うようです。
また定規部分は、芯ケースの厚みの分だけ角度が付いています。
 
 
 
動かすと芯が動いてしゃらしゃらという音がするので、
定規を使う際にはそれがちょっと気になります。

お店にはHBのほかにHもあり、
色が少し違っていました。
 
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これがいつ頃のものだかわかりませんが、
ニューマンさん、売上が厳しかったんでしょうかね。

「何か新製品を!」と企画会議が開かれ、
作っているほうも苦し紛れ、半信半疑で発売を決めた商品のように思えてなりません。。。
 
でも、パッケージなんかで変に媚びていないところは
結構好感が持てます。

蓋の開閉がしやすかったら、自分の実用品にしてもいいかと思いました。