輸入・廃番文房具の発掘メモ

古い文房具を集めています。見つけた文房具や資料を紹介しています。

大量発見!ペリカンその他消しゴム

絶対文房具同士で連絡取り合ってると思うんですよねー。
 
先日、大量のロイファーを見つけ、別の店でロットリングを見つけて・・・というのをUPしましたが、
この前の土曜日、また消しゴムと遭遇です。
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まず、先日見つけたロットリングの小さい版。
これは2個だけありました。
ロゴは、おそらく中途半端にはげていたので、
お店の方がふき取ってしまったのでしょう。きれいに取れています。
 
「お客さん、それ、ステッドラー専用だからね、大丈夫?」
「はーい」
ロットリングだと思うよ、ご主人。
(写真上が新たに見つけた方)
 
 
 
 
 

そして野方の三光堂文具店。
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ガラスケースの中のロットリングの箱と目が合ってしまいました。
・・・先週買ったロットリングから連絡来たのか?・・・と問いかけたくなる感じでした。
 
白いタイプのB30。
ガラスケースに入っていましたが、
箱の蓋が開いていなかったので、中の消しゴムは割とよさそうな状態です。
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「これ、消えるかしらねぇ」お店のおばあちゃんがつぶやきます。
「消えなくてもいいですよ、ちょっと安くしてもらえるとうれしいです。」
 
 
 
 
 
 

他に何かないかと探すと、ちっちゃなペリカンが並んでいるではないですか!
 
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(右が新たに見つけた方)
 
 
「これもください」
「これね、あまり消えないのよね。
あ、こっち(ロットリング)は、大丈夫よ、私今消してみたから」
・・・消してみたんだ。親切といえば親切だが。
 
「ほら、消えないでしょ、これ」
あ、今度はペリカンで消してみてる。。。
 
「こっち(ペリカン)は80円って書いてある?」
それ品番だから、値段じゃないよ、おばあちゃん。
でもきっと大体そんなもんだね。
 
そして、楽しいおばあちゃんに少し安くしてもらって、
ロットリングペリカンを買ってきました。
 
 
そして今日、以前から気になっていた元蓮沼の共栄文具店さんへ。
朝の忙しいところに行ってしまったらしいのと、
小売より、卸がメインらしく店内をゆっくり見せてもらえる雰囲気ではありません。

「探しているものを言ってくれ」とのことだったので、消しゴム、芯ホルダー等々言ったら、
消しゴムが出てきました。びっくりするくらい。
早く持ってってくれという感じだったので、
急いで箱に詰め込み、値段を聞くと反対に「いくらで買う?」と聞かれ、
頭の中には1万数千円の金額が浮かんだのですが、
ちょっときついと思い、駄目といわれるのを覚悟で「8000円」というと
それで譲ってくれました。
 
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最初は怖い感じでしたが、
こちらが言った芯ホルダーやその他のものも
探してくれました。
 
それにしても、土曜日に買ったペリカンの消しゴムから、
連絡来ただろう、といいたくなる偶然です。
 
 
 
 
 
 
 
たくさん有るので、ざざっとご紹介。
 
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BR80.(小さいほう)
1箱丸々とあと半箱くらいあります。
多少かびでいますが、中のほうには
痛みが少ないものもありそうです。
 
全部に共通していますが、
箱に入って引き出しに入れられていたので
退色は殆どありません。
 
 
 
 
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そして、BR80の相棒ともいえる
RW80。やはりちびな消しゴムです。
こちらも1箱丸ごとです。
 
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大きい(普通の大きさ)のBR40。
箱の形は若干違いますが、
ラベルなどのデザインは、
40と80同じです。
 
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40個入りだと思うのですが
17個残っていました。
 
 
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RW40の箱。
 
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こちらは28個残っていました。
 
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デザインや箱の感じからすると、時代としては新しそうです。
このイラストがうれしいですね。
 
イメージ 620個残っていました。
 
イメージ 7バラ出てて来たペリカン達。
こうなるとこれの箱も見たくなります。
 
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この箱は悩ましい。
この7種類の消しゴムがあったということで、2つは入手したけど、
残り5種類がほしくなります。。。
(タイプライター用はちょっとでいいよ)
 
イメージ 9一番上だけ、痛んでいますが、2段目以降はきれいな状態です。
 
40個入りかな。
30個以上残っているようです。
 
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箱は同じデザインで、別の消しゴム。
これも30個以上残っているようです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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このカステルは、本物かと疑いたくなるくらい、印字が薄いです。
 
経年劣化なのか、元々なのかがわかりません。
残念です。
 
 
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もう1つカステルの仲間がありました。
「A・W・FABER U・S・A」です。
面白いですね、はじめてみました。
 
1箱丸ごとあります。
他の消しゴム同様、一番上は汚れていますが、2段目以降はきれいです。
 
箱は無地ですが、ステッカーが貼ってありました。
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あとこのカステルたちは、面白いものが入っていました。
 
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店頭に並べていた当時にお店の方が作ったものでしょう。
手作りらしく、各消しゴムの箱のサイズに合わせてあります。
左の写真のような状態でそれぞれの箱に刺さっていました。
(A・W・FABERはドイツ製じゃないだろう!と言いたくなります。笑)
 
もともと納品時は、こういうプリントの有る箱に
まとめて入っていたのかもしれません。
 
 
 
 
 
 
 
 
後は国産の消しゴム達です。
 
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田口ゴムの「ヒノデムカイドリ」。
2週間前に里子に出したのですが、また出会ってしまいました。
 
1箱丸ごとありました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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「ヒノデワシ」のデラックス7000。
4つだけありました。
渋い緑がなかなかかっこいいです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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ライオン。割と最近まで、見かけた気がします。
比較的新しい消しゴムだと思います。
 
なんだかリレーでもしているように、次々と消しゴムが出てきます。
今回カステルを見つけたので、
次は、もっとカステルが出てきてくれるといいな♪消しゴムに限らず。
 
ということで、とても長くなりましたが、最後まで読破してくださった方、
ありがとうございます。