これです。
その時のブログはこちら。
先端はこうなっており、中に2ミリ芯が入っています。
芯を出すにはカバーを外して引っ張り出すしかないので
シャープペンシルとは言えないかもしれませんね。
先端は引っ込めることが出来、引き金を引くと飛び出します。
左側の小さな突起を押し出す感じで動きます。
と、前回のブログに記載したことと変わらないですね。
ちなみに、これは海外のオークションでも見かけることがあり、英語の箱に入っているものも見たことがあるので
輸出用に作られたのかなぁとも思っています。
さて、なんでこれを今更引っ張り出してきたのかというと
意外なところで同じものと出会ってしまい、
びっくりしたのでこれは書かずにはいられない!
ということで書いてます。
先日骨董ジャンボリーに行ってきました。
昨年は展示をさせていただき、それだけでいっぱいいっぱい、買い物はあまりできませんでしたが、
今年はゆっくり見ることが出来ました。
一回りして、入り口の特別展示へ。
今年はのらくろの展示です。
のらくろのチョークや消しゴム、墨やクレヨンなど
「ほしい―!!!」というものもたくさん展示されており
展示をされていたコレクターの松瀬さんにもいろいろ伺い、
大変楽しんできました。
さぁ帰ろうかと思った私の目に何か引っかかります。
「え!何?何で??何であなたが持っているの!?」
頭の中でクエスチョンとビックリマークが踊ります。
眼に入ったのはこれ。
なんと、ライフル型のシャープペンシルが
のらくろのソフビ人形が持って展示されているではないですか。
(※彼は著作権とかいろいろ事情がありそうなので、一応モザイク入れてみました)
同じ棚にソフビ人形がほかにもありますが
他の人形はライフルもソフビでできており、取り外しできないようになっています。
頭の中で「なんで?なんで?」が渦巻きますが
同じものかを確認します。
iPHONEで自分のブログを検索し、写真を確認。
同じものに見えます。
芯ははいっているのかな?
この人形は一番上の棚に展示されていたので
ライフルを上から見ることが出来ません。
・・・・背伸びして上から撮ってみました。(笑)
芯が入っているように見えますが、よく見えません。
松瀬さんに直接聞いてみることにしました。
「はい、芯が入っています」
「これ、もとからこういうものなんですか?たまたまこれがちょうどよかったとかなんですか?」
「もとからです。バンダイの広告に写真が載っています」
さっくりまとめるとこんなやり取りですが、
びっくりして頭が回っていない私の質問は
まとまりがなく不躾だったと思います。(松瀬さんすみません。。)
輸出用に作られたと思っていたライフル型のシャープペンシルが
実はのらくろ用に作られたものだったなんて。
いや、どこで何に出会うかわかりません。
松瀬さんにお願いしてその広告画像をいただきました。
確かに同じものを持っています。
(先端が引っ込めてある写真ですが、私が持っているものも同じように引っ込みます)
不思議なのは、せっかく引き金を引いたら先端が飛び出す仕掛けだったり、
鉛筆の芯が入っていて書くこともできるのに、そのことには何も触れられていないんですね
これは先にシャープペンシルがあって、
それを見ておもちゃメーカーがちょうどよいと思ったのか
のらくろ用に作ったものを
単品で国内や海外に売り出すことにしたのか。
今のところはわかりません。
これを発見したのは骨董ジャンボリーの初日だったのですが
どうしても自分の持っているライフル型のシャープペンシルと一緒に写真を撮りたくて
3日目にもう一度行きました。
大変楽しい骨董ジャンボリーでした。