輸入・廃番文房具の発掘メモ

古い文房具を集めています。見つけた文房具や資料を紹介しています。

ダルマ型鉛筆削り ~2015年手を出してしまったもの~

2015年が終わりますね。

もう1本ブログをアップする!と言ったので
1年の終わりですし、実行しておくことにしました。

今年はすごくいろいろありました。

ラジオ出演、くしゃまんべでトークイベント、
京橋モリイチさんの八重洲文具室の展示は大変たくさんの方にご来場いただきました。
テレビにも出ましたし9月には再び八重洲文具室で展示。

もうびっくりする一年でした。

そんな今年、新たに興味を持って入手した文具がいくつかあります。
チェックライターや帳簿・伝票類。
そして卓上の鉛筆削り。

鉛筆削りは今まで小型メインだったのですが、
今年は卓上タイプがぐいっと来た感じです。

ナノで最後のご紹介は鉛筆削りにしました。

1892年パテントのWebsterという会社の製品です。

イメージ 1


ダルマみたい(笑)

なんか不恰好です。

イメージ 2


後姿。

サイドにはこの時代によくある金の模様が施されています。

イメージ 4

イメージ 5

会社名、パテント取得日など。

全面のカバー兼くず入れを外すとすっとするんです。

イメージ 3


印象が変わるでしょ。

イメージ 6

鉛筆を差すとこうなります。

なんだか煙草をくわえているみたい(笑)



イメージ 7

横顔。
ゴミ入れがひげか大きな顎のようで
おじいさんみたいに見えたりもします。


イメージ 8


実はこのえんぴつけずり、かなり大きいんです。
届くまでは、あまり特徴がない鉛筆削りだなぁと思っていたのですが、
来てみてびっくり。
あら大きい!

同じアメリカの鉛筆削りと並べてみました。

イメージ 9

赤い方はもともと小ぶりなんですが、
貫録が違います。
「おらおら、どけよ」と言われていそうな感じです。

日本の丸い鉛筆削りとも並べてみました。

イメージ 10

「せ、先輩、。。。すみません!」
そんなことを言ってしまいそうな感じです。

ちなみに重量もかなりあります。
「おらおら系鉛筆削り」というカテゴリーがあったら
間違いなくはいれると思います。

で、ちゃん削れるのかやってみましたが、、、

イメージ 11



まったく削れないわけではないのですが、
どちらかというと汚れただけです。。。


と、2015の締めくくりとしては
今一締まりませんが、
きっとこんな感じで来年も続くのだと思います。


2015年、ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。

来年もよろしくお願い致します。