輸入・廃番文房具の発掘メモ

古い文房具を集めています。見つけた文房具や資料を紹介しています。

中国製の3Wayホッチキスとクレヨン

昨晩は、関東他、いくつかのエリアでタモリ倶楽部の放映があり、
反省点はありますが、初テレビ出演ということで、
いい経験になったということが一番大きいです。

あと、ツイッターを見ていて
おじいさん、おばあさんが使っていた事を思い出した、懐かしいという方が何人かいらして
懐かしいという気持ちは、自分が直接体験したものに限らず、
自分の周辺にあって、目にしていたものも懐かしいに含まれるのだなと
あらためて思いました。

タモリ倶楽部は、エリアによってスケジュールが異なりますので、
この後に放送されるエリアの皆様。
どうぞよろしくお願い致します。


はい。では次行きます。

新しい文房具が届いているので
先に進まねば。

今日はまずこれ。

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ホッチキスです。
元は水色だったと思うのですが、
いい感じに色あせてレトロなペパーミントになっています。

最初からこの色でいいくらい。好きな色です。
いつ頃の物かわかりませんが、
恐らく数十年は立っているかと。
日本でいうなら昭和レトロにあたる時期ではないかと思います、商品の雰囲気的に。



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Yuen Chong とあります。
そう、中国製です。

中国のものを入手するのは珍しいのですが、
これはかっこいいと思いました。

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単に普通のホッチキスとしてもいいデザインだと思うのですが、
いくつか面白いところもあります。

まず、上の写真で右側にあるオレンジのボタン。
これを押すと

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シュッと、上体が前に飛び出して、針の補充ができます。

ただ、残念ながら手元に合う針がありません。
アメリカのホッチキスなども大抵3号針でいけるのですが、
3号より幅の広い針でないと入りません。

仕方がないので、針はおいおい探すとして、
もうひとつ面白いのが、ヘッドが動くことです。

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ヘッドが動くとは?と思われるかもしれません。
この写真を見るとどういう事かわかりやすいかと。

針を受けて曲げるくぼみが3か所あります。
このくぼみの角度で止められるように、
動くということです。



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上体がとめる部分を軸にして左右90度回転します。

上の写真の向きは、横止め用です。

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反対側へのまわります。
こちら側は、針を受けるくぼみの間隔が開いていますね。
これは仮止め用です。
針を外側に向けて止めると、
はずしやすいので、外すことを前提にとめる場合に
「仮止め」という方法をとるようです。


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中国のホッチキスメーカーというのはどういう所があるのかわかりませんが、
このアイデアいいですよね。

日本の現行品にもあってよさそうですが
。。。。あるのかなぁ。
ご存知の方、教えてください!


そして中国レトロレトロ文具をもう一つ。
クレヨンです。

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これも、可愛いなーと思って入手しました。

もともと輸入文房具が好きで、
中学高校時代は殆ど日本の文房具を使っていませんでした。

というと、欧米の文房具で固めていたように聞こえるかもしれませんが
それは金がかかって大変なのと
欧米物でも好きでないものもありまして。

ペンケースなどは中国製や韓国製、香港製のものをよく使っていました。
印刷がずれていたり、過剰に色鮮やかだったりという所が好きでした。


このクレヨンはそんな私の好みの延長線上にハマります。
中身も可愛いのですよ!

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「小学校」「姓名」と書いてあるところを見ると、
日本向けの輸出品でしょうか。

そしてクレヨン1本1本に巻いてある紙の
イラストもかわいらしいです。

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動物たちに愛想のない感じが
好みです。



Made in China

実は面白いものをたくさん見落としているかもしれません。
ちょっとチェックが必要ですね。