ブログ掲載待ち行列解消のための3連投、
最後は「キンパイクレヨン」
パッケージだけです。
キンパイクレヨンは以前から知っていたのですが、
金の杯のことだとは知りませんでした。
余談ですが、中高生のころ、中国の文学にはまっていたことがあるので
「キンパイ」から中国の有名な小説「金瓶梅」(キンペイバイ、…読んでませんが)を
想像していたところがあり、「金梅」のイメージでした。
一、二年生用クレヨンとのことで、
表はお約束の子供が二人。
女の子の鼻の下は、いたずら書きなのか、偶然の汚れなのかはわからない
微妙な汚れが。(笑)
中にクレヨンは入っていませんし、状態も悪いので「以上」というところですが、
よく見たら、使いさしの鉛筆が1本入っていました。
鉛筆は自動車鉛筆。
自動車のマークがいいですね。
キャップはセルロイド製で、割れてしまっていますが
色・カタチともに可愛らしいものです。
このキャップ、よく見ると★が3つついています。
三ツ星というメーカーのものでしょうか。
このクレヨンの持ち主は、女の子だったのでしょう。
時代としては戦前だろう、くらいのことしかわかりませんが、
文房具のセンスは、なかなかよかったのではないでしょうか。
鉛筆を見る限り、使い方は若干荒かったのかもしれません。
後ろの部分がぼろぼろになっているところが
若干謎です。
ものと時代のリアル感も好きですが、
使っていた人の気配が程よくあるものも
おもしろいと思うのです。