その逆で紙資料に掲載されているモノの現物というのは
自分にとって欲しい目盛がプラスアルファUPします。
今回入手した絵具缶ものその一つ。
以前ライオン事務器さんで、大正時代の広告を見せていただく機会がありました。
大正14年の資料です。
大正時代らしい、アールデコ調のおしゃれなイラストが描かれています。
現物を見たいなと思っていたところ、ありました。
これですよね。
見づらいですが、「MITSUBOSHI PAINTING」とあります。
中も一緒です。
モノと紙が揃うと、本当にこの時代に存在したんだなという実感がわきます。
モノだけだと、それなりのメーカーが作っていたものなのか
量産されていたのかなどがいまいちわからなかったり
そもそも情報が足りないことが多いです。
紙だけだと、広告しているくらいなので現物が存在したのは
間違いないのでしょうが、どうも現実感がない気がしてしまうのです。
大正14年、1925年、約90年前からやってきたんだなぁと実感して
1人にやりとしています。