そこのアンティーク消しゴムを入手しました。
ピカピカの金属ケースに、植物をあしらったエンボス。
今までこういった豪華な感じのケースのものは
イギリス製のものしか知らなかったのですが、
これはアメリカ製です。
とはいえ、金属の質感はあまり重厚な感じがなく、
真中に穴が開いていますが、恐らくこれはなにか実用的な目的の為と思われます。
そういうちょっとした違いが、イギリスではなく、「アメリカン」」だなぁと思ったりします。
カバーはサイドに継ぎ目がありますが、開いたりはしないので、
元はこの形のまま消しゴムを出し入れしていたのでしょう。
今は消しゴムの硬化が進んでいるので、怖くて押したり引っ張ったりできません。
不思議なのは、砂消し側にサイドとTOPに黒いぽちっとしたでっぱりがあるところ。
元からついていたのか、持ち主が暇つぶしに何かさしこんだのか。
なんなんでしょうね。
ちなみに時代は、はっきりとはわかりませんが、消しゴムの劣化の感触からすると
70~80年前、もしくはそれ以上前のものと思われます。
この消しゴム、ゴージャスなだけでなく、
ぽっちとか真中の穴とか
謎もあるという興味深い消しゴムです。