輸入・廃番文房具の発掘メモ

古い文房具を集めています。見つけた文房具や資料を紹介しています。

文房具店のマッチラベル

マッチラベルはいろいろありますし、コレクターの方も多数いらっしゃることと思われます。

でも文房具のマッチラベルはあまり見かけません。

マッチ=火 → 文房具店は紙が多い。。。 せいなのか

マッチ=タバコ=大人 →文房具をよく使うのは子供・学生など喫煙しない人たち
  だからなのか。


そんな中、文房具と書店のマッチラベルを入手しました。

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まずは文房具といっても大人が使うような種類のお店のマッチ。
歌道用品、そろばん、習字と、この商品でしたら、マッチであってもおかしくないですね。

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次は紙・印刷・印鑑。

この業種が文房具かというと若干苦しいところもありますが、
まぁ近いところでよしとします、個人的には。

カッパンインサツ アサダ さんのラベルが、
色とデザイン的には、バー等飲み屋さんのラベルにしか見えないのですが、
よく見たら「インサツ」とありました。

このデザイン間違えちゃってるところが好きです。アサダさん。


次はクレヨンのラベル。
これは珍しいですね。

初めて見ました。
クレヨンこそ子供のイメージが強いので。
宣伝効果、どうだったのでしょうね。

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そして、文房具店、万年筆、書籍文具店?

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原稿用紙のデザインのお店は、
「新刊書籍・算盤」とあるので書店と文具店を一緒にやっているような
お店だったのでしょう。
もしかしたら最初に出てきた「そろばんや」さんの
別バージョンでしょうか?

原稿用紙のデザイン、かわいいです。

過去に見た文房具関係のラベルは
万年筆関係と三菱鉛筆、、、、以上!という感じですが、
それを考えると元の持ち主の方、頑張りましたね。

で、これの時期ですが、幸い1枚年月が記載されているものがありました。

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昭和12年7月中旬、、ということですね。おそらく。
すると今から76年くらい前のもの。

残してくれた方に感謝です。

なお、一緒に書店のマッチラベルも入手しています。

書店のマッチラベルもあまり見ませんね。
書店こそ、燃えてしまうものだらけの商売ですし。


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大学ノートのと、一番下のデザインがおしゃれでいいなー。

最後におまけ。

同時期に伊東屋さんのスタンプを入手。
まるッとしたロゴがかわいいです。

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昭和9年ということは第一伊東屋ビルですね。
ネットで調べると、今、松屋さんに貸している建物だと出てきます。

これを見て、ふと思ったのは
ただの建物のスタンプで、鉛筆1本デザインされているわけではない。
でも「伊東屋」のものだとおもうと
入手したくなる。

変な話ですよね。
でもうちに来てくれてうれしいです、マッチラベル伊東屋のスタンプも。