輸入・廃番文房具の発掘メモ

古い文房具を集めています。見つけた文房具や資料を紹介しています。

セロテープ発売40周年記念テープカッター「テープマン」

3年ほど前でしょうか。北関東の町へ文房具探しに行った時の事。
小さな文房具屋さんのレジの横にあるテープカッターを見つけました。

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「なんですか、これ?」
「テープカッターで、音も出るんですよ、結構うるさいので電池抜いちゃってますけど」
「譲ってください!」
「いえ、記念品でもらったものなので。。」

お願いするが、かなわず。
写真だけ取らせてもらってツイートしました。


このデザイン、勇気ありますよね。
セロテープ発売40周年記念なのですが、
当時はニチバンさんの創立40周年だと思いました。
(・・・よく考えると創業は大正時代の会社さんなので、それはちょっと時代が合わないのですが

「40周年の記念品にしては、なんというか、がんばったというか、冒険している・・・しすぎなデザインだ」
と思い、「これについての企画会議参加者の力関係」とか
「決定権を持っている人のセンス」とか
余計なお世話なことをいろいろ考えたものでした。

で、なぜこれが今手元にあるのかというと、
その3年前のツイートを見て、譲ってくださった方がいまして。

驚くやらうれしいやら感激です!


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残念ながら音声のところは壊れています。
直そうとしてみたのですが、キカイに弱いこともあり、かなわず。。。

録音した音声がセンサーに反応して再生される、とかだと思います。


これを譲ってくださった方から追加情報もいただきました。
私が見たのは販売店に配られたものでしたが、
一般の方へのプレゼントだったそうです。

そしてテープカッターのほかにテレカもあったとのことで
その画像もいただきました。


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このキャッチコピー
「無くしてわかる有難さ。親と健康とセロテープ」ですって。

このデザインにこのキャッチコピー。
いや、この企画をした人と承認をした人は
他にどんな仕事をされたのでしょう!


これでかなりこのテープカッターについて情報が判明しました。
名前は「テープマン」ということ、
実写画像もあったこと。
テープカッターだけではこのデザインの意味がいまいちわからなかったのですが、
力強くテープを引いているところだったのですね。
健康だから力強くテープが引ける、とかまで含んでいるのでしょうか。。。

いやいや。自分の好みからしたらかなり外れてますが
楽しいですよ、こういうの。

で、11月のブングテンでこの勇姿を是非ともお見せしたくて、
ターンテーブルの上に載せて終日まわしてみました。
かなり自己満足です♪

ブログにもそのまわっている動画でもUPしようかと思ったのですが、
今一伝わりにくいかと思い、
鏡を使った画像にしてみました。



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ひとつでも濃いのに、うっとうしいですねー!

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逆向き。
見ているだけで暑苦しい!

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ランダム。
テープを担いだテープマンたちが集まっているよう。
近寄りたくない!


2014年、始まったばかりです。

テープマンのように力強くいきたいですね。