輸入・廃番文房具の発掘メモ

古い文房具を集めています。見つけた文房具や資料を紹介しています。

スワン万年筆

中学生のころからスワンスタビロが好きだったのですが、
その流れて気になっているメーカーがありました。
(中学のころから気になっていたわけではありません!)

スワン万年筆。
イギリスにもあるようですが、日本のメーカーのほうです。
最初スタビロの万年筆かと思ったのですが、
日本のメーカーで文房具関係の資料でも名前を見かけます。


単に名前とマークに惹かれたくらいの話ですが、
それでも一つ手元に欲しいなと思っていました。

積極的に探していたわけではないので、そう珍しいものではないのでしょうか
たまたま骨董市で見かけたので
連れて帰ってきました。

イメージ 1


イメージ 2

デッドストックのようですね。
きれいな状態でよく残っていたなと。

イメージ 5


イメージ 3

イメージ 4

こういうところにちゃんとスワンマークが入っているところに
ドキドキするわけです。

イメージ 6


イメージ 7


イメージ 8

ペン先にも。
穴がハート形?なのもかわいいです。

中はこうなってます。

イメージ 9


実は、以前箱だけ入手しました。
今回入手した本体とセットではないと思いますが
(分かりませんが確率的に、そんな偶然はないだろうと。)

かなり状態が悪いのですが、デザインはやはり惹かれるものがあります。

イメージ 10


イメージ 11

イメージ 12

イメージ 13


「平和記念東京博覧会」(大正11年)で賞もとっているようです。

箱の後ろは「着色限定登録番号」とやらがびっしり書かれていますが、
意味するところはよく分かりません。

イメージ 14

そして箱よりも前に、入手して「スワン万年筆」が気になるきっかけとなったのが
広告。

昭和4年発行の文房具資料本の表紙裏が
スワン万年筆の広告でした。
ちなみに表表紙が丸善アテネ、裏表紙がパイロットなので、
そこに次ぐ、くらいの勢いがあったのかもしれません。


イメージ 15


イメージ 16



この広告に比べると、入手した本体は割と地味ですね。
でも、これはこれでよろしいかと。