その流れて気になっているメーカーがありました。
(中学のころから気になっていたわけではありません!)
スワン万年筆。
イギリスにもあるようですが、日本のメーカーのほうです。
最初スタビロの万年筆かと思ったのですが、
日本のメーカーで文房具関係の資料でも名前を見かけます。
単に名前とマークに惹かれたくらいの話ですが、
それでも一つ手元に欲しいなと思っていました。
積極的に探していたわけではないので、そう珍しいものではないのでしょうか
たまたま骨董市で見かけたので
連れて帰ってきました。
デッドストックのようですね。
きれいな状態でよく残っていたなと。
こういうところにちゃんとスワンマークが入っているところに
ドキドキするわけです。
ペン先にも。
穴がハート形?なのもかわいいです。
中はこうなってます。
実は、以前箱だけ入手しました。
今回入手した本体とセットではないと思いますが
(分かりませんが確率的に、そんな偶然はないだろうと。)
かなり状態が悪いのですが、デザインはやはり惹かれるものがあります。
「平和記念東京博覧会」(大正11年)で賞もとっているようです。
箱の後ろは「着色限定登録番号」とやらがびっしり書かれていますが、
意味するところはよく分かりません。
そして箱よりも前に、入手して「スワン万年筆」が気になるきっかけとなったのが
広告。
昭和4年発行の文房具資料本の表紙裏が
スワン万年筆の広告でした。
そこに次ぐ、くらいの勢いがあったのかもしれません。
この広告に比べると、入手した本体は割と地味ですね。
でも、これはこれでよろしいかと。