輸入・廃番文房具の発掘メモ

古い文房具を集めています。見つけた文房具や資料を紹介しています。

Bettyさんのブロッター

ブロッターと言って、「ああ、あれね」と思う方は
あまりいないと思います。

今でも文房具店で販売されていますが、
使う方はかなり少ないでしょう。

ブロッターとは、万年筆やつけペンなどインクを使って書くときに、
余分なインクを吸取るための道具で、
以前とても小さなブロッターについてUPしています。


先日、小さくてかわいらしいブロッターを入手しました。

イメージ 1

イメージ 2


半円部分は金属製、トップは赤いプラスチックで、Bettyさんがついています。
オークションだったら、Bettyさんコレクターとの戦いになっていたかもしれませんね。

イメージ 3

持ち主は2年E組のナグラさんです。
クラスと名前があるということは、
きっと筆箱に入れて、学校でも使っていたのでしょう。

イメージ 4


私は万年筆やつけペンを使わないので、わからないのですが、
万年筆を使う方は、今はこういったブロッターは使わないのでしょうか?

恐らくインクや万年筆の質がよくなって、
ブロッターや吸取り紙を使う必要がないのでしょうね。

タイプライター用の消しゴムのように
タイプライターが廃れることで、運命共同体のように一緒に廃れたものもあれば
一緒に仕事をしていた万年筆はまだ残っているのに
お役御免になっていくものもあるんですね。

イメージ 5

わが家のブロッター達です。

あれ、あと2つあったはず!
・・・・と、気づいでもすぐには出てこない。

次にブロッターの記事を書くときには忘れずに一緒に写真に入れるようにします。