国産の古い消しゴム

消しゴムを買いすぎました。
反省が必要です。。。

池上駅に近い、とっても古い文房具屋さん(名前がわかりません）

きれいに片付いているので、
発掘するものはあまりなさそうだったのだけど、
それでもいくつか見つけて、こんなものかな、帰ろうかなと思ったとき
あれ、「HINODE｣の文字が目の端に入ったような。。。
見回すと、天井近くの棚に「Hinodemukaidori」と書いた箱を発見。
そしてその下に「SEED」「LION」の箱も。

 

「すみません、脚立貸してください」
4段くらい有る脚立をよじ登り、箱を開けると
おお！古い消しゴムがざくざくと。

「箱から出すと値段わからないから、箱ごと渡して」といわれ、
というか、こんなにきれいに並んでいるのに、
１個や2個だけ買っていくのって
なんだかもったいない、と思ってしまい、
「箱ごと買います」

あーあ、言っちゃった。

その消しゴムたちです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

hinodemukaidoriの消しゴムは、
消しゴムとしては完全に終わってます。
くっついてしまっていたので、はがそうとしたときに
いくつか破壊してしまいました。

箱も、触ると崩れるくらい痛んでいたのを、
汚れを落としてなんとかくっつけてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、使えなくてもこの消しゴムの色合い、
字体のデザイン、見つめちゃいます。

SEEDも使うのは厳しそうですが、状態はかなりましです。
LIONは時代も新しいのでしょうが、
おそらく保管されていた場所も良かったようで、
とてもきれいで、状態もよくおそらく今でも使用可能です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、脚立から降りたとき、別の棚の隅に派手な色の箱が挟まっているのを見つけました。

 

 

 

 

 

 

田口ゴムのペンシル型消しゴムです。
この色のセンスはいかがかと思いつつ、発見できてうれしい一品です。

 

 

でも、このすごい色合い、見たこと有るなと帰って文房具を確認すると

 

 

 

いました、そっくりさんが。

 

LIONのペンシル型消しゴムです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは血縁関係が有るに違いないと、
他のLIONの消しゴムをよく見ると
「made　by　taguchi」と印字されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

LIONの消しゴムは田口ゴムが作っていて、
だからこのペンシル型消しゴムNo1200がこんなにそっくりなんですね。
納得。

大量に有る消しゴムをどうするかは考えないことにして、
とりあえずとても幸せな発見でした。