「便利重宝 丸二鉛筆」というものを入手しました。
傷んでますが、箱が素敵です。
中身はこれです。
鉛筆?
古い時代は、芯が入っているものは全部「鉛筆」と称していたような。。。
金属の本体に2ミリ芯がセットしてあり、
芯が減ったら、ストッパーをひっかけるギザギザをひとつづつずらします。
微調整ができないのが残念ですが、
とてもシンプルなつくりなので、今もあってもよさそうなものですが、
今の芯ホルダーと比べてこちらを使う理由もないのでしょう。
なお、「丸二商会」という会社の商品です。
調べてみましたが、現存しないか名前が変わっているようです。
ついでにギザギザもなく、単にスライドさせるだけの
「鉛筆」(実際は芯ホルダーですね)があと2本うちにありました。
赤い方は、ドイツの方からもらったものです。
青い方は国内の物で、軸に「高級美粧 ポンジー」とあるので
ノベルティですね。
「ポンジー」を検索してみたところ、1938年頃の商品のようですが、
軸に1924と刻まれているようにも見え。。。
はっきりしないので1930年前後、という事にしておこうかと。
なんか、こういうとても単純なつくりの文具ってどこかほっとします。