輸入・廃番文房具の発掘メモ

古い文房具を集めています。見つけた文房具や資料を紹介しています。

鰹節削り型やその他鉛筆削り

ブログのネタを何にしようかと思っているうちに
早くも12日。
滞ると、どんどん遅れますね。

先日、ビックサイトの骨董ジャンボリーで入手した鉛筆削りがあるので、
鉛筆削りで更新することにしました。
 
イメージ 1
 

骨董ジャンボリーで入手したのはこれ。

鰹節削り型、というのが一番適切ですね。
そもそもこれって鉛筆削り?という疑問もありますが、
下のふたを開けると、
文字が一部見えます。
(全部は開かない様になっています。)
 
イメージ 2
 

「TSU KEZURI」
 
これの全体は「ENPITSU KEZURI」でしょう。
刃の幅も通常の鉛筆より少し広いくらいで、
ぴったりです。
 
鉛筆けずりというと、
ぐりぐり回して削るだけだと思っていましたが、
ここ数か月でかなりいろいろな形態を見つけました。

時代はずっと新しくなりますが
もう一つ、変わった形態の鉛筆削りがこれ。
 
イメージ 3

要するに変形ナイフですが、
円形に刃が収まるようになってます。
 
イメージ 4

こちらも「PENCIL SHARPNER」と
はっきり刻印されています。
 
でも、削り・・づらそうですね。笑
 
 
続いて、形態というより時代を表しているのを2点。
 
イメージ 5
 
 
砲弾型。
一見なんだかわかりませんが、
これは一般的なぐりぐり回して削るタイプです。
 
イメージ 6
 
外身はプラスチック?結構しっかりしているので
セルロイドではないと思われます。
 
そして、やはり戦争関係。
状態が悪いので見づらいのですが、
肉弾三勇士の図柄、
商品名は「国の誉鉛筆削り」です。
 
イメージ 7
 
肉弾三勇士が昭和7年なので、
昭和10年位までのものでしょう。
 
イメージ 8
 

ブリキ製?ですよね。中はこんな感じ。
削り方は、同じ回すタイプです。
 
 
その他、最近ちょっとしたことがきっかけで、
アンチ製の鉛筆削りを
入手してしまいました。
イメージ 9
 
 
大正~昭和くらいでしょうか。
どれもいい雰囲気です。

ただ、このアンチ製の鉛筆削りは
自分的に、文房具を入手しているというより、
当時の文化のかけらを入手している気がして、
なんか違和感があります。
なので、これくらいでやめておこうかなと。

最近入手した鉛筆削りは
あとプラスチックのものが少しあります。

他のお題でアップしたくならなければ、
次回も鉛筆削りをささっと載せようかと思います。