輸入・廃番文房具の発掘メモ

古い文房具を集めています。見つけた文房具や資料を紹介しています。

Made in Japan の鉛筆削り消しゴム

さっき気付いた衝撃の事実。

しばらく骨董市に行かなくても、オークションで落札しなくても
当分ブログネタには困らないほどいろいろ積滞している。。。

いえ、わかってはいたんですけどね。
少し部屋を片付けたら、買っただけで満足してすっかり忘れていたものなんかも出てきて。
ちょっと焦りを感じたわけで。

積滞解消方法は、地道にブログ更新していくしかないですね。
ブログを書くために買っているわけでもないし。

さ、では積滞解消に向けて今日の地道なブログネタは
前回からの日本製輸出品つながりで、鉛筆削りとけしごむを。

イメージ 1


鉛筆削りです。

この手のものは、かなり輸出されていたのか
アメリカのオークションでよく見かけます。

とはいえ、割と高値なので比較的安く手に入れられるものを
ずっと探していました。

イメージ 2


裏はこうなっています。
アンチモニー製ですかね。
今一金属の区別がちゃんとついていないのですが。

イメージ 3

よく見たら、刃がかけていました。
だから安かったのか。

まぁ実際は使わないので、気にならないです。

イメージ 4

MA   APAN  の文字が見えます。
「MADE IN JAPAN」でしょう。
オークションでは「OCCUPIED JAPAN」(オキュパイド ジャパン:、第2次大戦後の「占領下日本」)
と紹介されたいたのですが、
その表記は見つかりませんでした。

あと、個人的にこのタイプの鉛筆削りは
戦前の輸出品だと思っているのですが、Occupied Japanだと
戦後になるので違うのではないかと思っています。

Occupied Japanと書いてあるかが気になって入手したのですが
その点では残念なような。
でもこの独特な雰囲気は、ある時期の特徴として
一つ欲しいなぁと思っていたので、これはこれ。
入手できてよかったです。


そしてOccupied Japanの製品も入手しました。

イメージ 5

消しゴムです。
戦後昭和30年代~40年くらいに日本製の消しゴムもいろいろと輸出されたようですが、
OCCUPIED JAPANの表記のものは初めて見ました。
ホントに戦後間もない頃なんでしょうね。

この独特な顔つきというか描き方が
日本国内用ではないことを物語っています。

私は「かわいくない」と思うのですが(嫌い、ということではないです)
インスタにUPしたら「かわいい!」という感想もあったので
人の好みはそれぞれだなぁと。


イメージ 6


並べてみると、鉛筆削りもかわいいとは言えないデザインですね。

Made in Japan
バラエティに富んでいます。


おまけ:日本製で海外に輸出されていたもの、「里帰り品」が
何気に増えているので、書庫に「MADE IN JAPAN」を追加しました。
が、過去の記事はまだ移動しきれていなので
おいおいやっていきます。