ブングテンに出展しました。
「出展します」のお知らせなしでいきなり
御報告になってしまいました。
今回はシンプルに「レトロクレヨン展」
約80ほどのクレヨンを展示しました。
今回、展示のセッティングと撤収を簡単にしたかったのと、
できるだけ多く、見やすく展示するため、
なんちゃって什器を製作!
と言っても、木製のパネルを少し加工しただけですけどね。
自分としてはちょっとした達成感です。
さて、展示のは内容ですが
まず、クレヨンといえば櫻商會。
「クレヨンは桜が大事」なのです。
「とにかく桜とつけておけ」という感じの
無理やりなネーミングが魅力です。
百貨店と色々な有名企業のクレヨン。
状態は悪くても、百貨店のクレヨンは
パッケージのデザインや色使いが素敵です。
パッケージも楽しいものですが、
戦後、ビジネスのネタを見つけようと、色々模索していたんだなぁという感じして面白いです。
続いて、「少年・少女」
クレヨンのメインユーザーである少年・少女をモチーフにしているデザインが
多くありますが、ほとんどの場合可愛くないのが
古いクレヨンの特徴です。
ちなみにこの中の「ひたちクレヨン」は
あの日立製作所のクレヨンのようです。
クレヨンホルダーや、クレヨン削りも展示しました。
緑の鳥の形をしているものは、
クレヨンを削る物、だと思います。
ブリキかな?金属製で、青い鳥クレヨンに入っていたものです。
「えらそう・強そう」なクレヨン。
王さまやプリンス、天下一に横綱
そして野球や陸上などのスポーツマン。
子供からみて「スゴイ、かっこいい」と思うものを絵にするとこうなった、という所でしょうか?
ちなみにこの中で一番古いのは多分ガリバークレヨンです。
日本がまだ一生懸命外国の製品をまねしていたころだと思います。
だから日本らしさがあまりなく、外国の絵本の挿絵のような雰囲気になっています。
そして、自分が好きなクレヨン。
いえ、持っているものは基本好きで入手していますし、
他のクループに回してしまったものや、形状等の関係で今回展示を断念したクレヨンの中にも
一軍はいます。
なので、わが家のクレヨンの中で「割と一軍」と言えるクレヨンたちです。
これはこれでタイトルを考えようとしたのですが、
好きなものを持ってきているだけなので、まぁまとまらず。
だって展示したいのですもの。
ということで、そのままズバリ「好きなクレヨン」としました。
そして最後に欧米のクレヨン。
クレヨンは日本の物の方が好きですが、
あまりがんばらないで手に入る範囲で
入手しています。
あとは、カメラ型や鉛筆型のクレヨン等も。
クレヨン自体の形や、裏ふたの文言なども
おもしろいです~
という展示をしました。
クレヨンは、外側のデザインと、内側のデザイン、形状や巻いてある紙のデザインなど
一つ一つが楽しいのですが、
大抵一つにクレヨンについて内側か外側の
どちらかしかお見せできないのが
残念です。
とは言え、やはり見た目の華やかさはかなり目を引くものなので
今回の展示はかなりたくさんの方に見ていただけたようです。
今年のブングテンはこれで終了です。
次回は来年3月の予定です。
なんだかんだで今年も4回とも出展出来て
その都度展示するために調べたり、展示方法を考えたりで
いい経験になりました。
来年も引き続き出たいと思いますので
引き続きよろしくお願い致します。
※今回、カメラを持っていくのを忘れたのもあり
かなりの写真をジブング研究所さんから
ご提供いただいた写真を使わせていただきました。
いつも素敵な写真を撮っていただき、感謝です!