輸入・廃番文房具の発掘メモ

古い文房具を集めています。見つけた文房具や資料を紹介しています。

おおよそ戦前のノート

古いノート、素敵ですよね。

でも大学ノートは割と昔からデザインが変わらなかったりして、
あと状態が良いものも少ないので
あまり持っていません。

そんな中ここ1ヶ月くらいで、割と状態のよい古いノートをまとめて入手したので
ご紹介を。

説明ができないので、
画像をばーっと並べて済ませようかと。
なかには「これ、今も同じデザインで売ってるよ!」
というのがあるかもしれません。

まぁそこはご愛嬌で。

入手は、長野あたりからでたらしいものと
名古屋の骨董屋さんから買ったものと、バラで入手したものと混ざっていいますが、
時代的にはあまり変わらないのではないかと。

多分昭和10年代くらいかな。

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これは名古屋ですね。
名古屋市立商業高校のことらしいです。

古いノートは枠線のデザインが魅力的です。

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これ、どっちだったかなー。
名古屋だった気がします。

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やっぱり出処がわからなくなっているので、
素直にだまって写真を並べていきますよ、と。

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これは名古屋です。
英語練習帳。表紙がすごくきれいですね。

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裏に出版?年月日等が入っているのですが、
満州国意匠登録済」って、満州でも使っていたのでしょうか?

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これはデザインいまいちですね。
可愛くないなぁ。
これは長野から出たもの。

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裏表紙の時間割の飾りがいい。

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これ、数学のノートみたいです。
おしゃれですね。

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ちょっと雰囲気が違いますが、一緒に入手したもので、長野から出ています。

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この時間割がアールデコでとても素敵。

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これが表紙も中の紙質も一番雑な感じでした。
子供のいたずら書き用みたいな位置づけだったのかもしれません。


長野からのノートはこの箱に入っていました。

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「組合せ文具」とあると、つい手が出てしまうのですが、
百貨店のものとは中身も質も違ったのでしょうね。
それはそれでどんなものが入っていたかみたいものですが、
中身はノート達でした。


最後にもう1冊。
これはバラで買いました。

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欧米の小説の挿絵にありそうな絵。
ですが、しっかり「竹脇式文明雑貨帳」との文字が。

もしかしたらこのノートは戸外で使用するものなのかもしれません。
というのは、

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紙に何か刷いたような跡が。
型紙などで紙を強くするために柿渋を塗るという話を思い出しました。

もしかしたら、濡れても大丈夫な紙にするため、
何か塗ったのかも知れません。

濡らしてみようかと。。。は思いませんで。
想像だけにしておきます。

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そしてこのノートの裏表紙の時間割。

ツバメが可愛らしいです。