私の場合は海外オークションで入手しているので、呼び戻したといったほうが適切でしょうか。
ちょっと変わった里帰り品を見つけました。
石筆です。
こどもが学校で、石盤に字を書くのに使います。
おもにヨーロッパで使われていたようで、
フランスやドイツなどのオークションに出ているのを見かけます。
それがMADE IN JAPAN のものがありまして。
鉛筆を輸出していたのは知っていましたが、
石筆なんてモノも輸出していたんですね。
このパーケージデザイン、全然日本らしさがなくて、
ヨーロッパに溶け込んでいるところが
却ってすごいと思うんです。
普通に並んでいたら、日本製だとわからなかったと思います。
ちなみにイギリスから呼び戻しました。
書いてみましたが、やっぱり紙に描くのは無理があります。
石盤に描いてみたいところですが、
わが家の紙製石盤に書くのはちょっと忍びなく。
なんか、デザインもヨーロッパの子供に使ってもらえるように考えて、
折れない様に気を付けて送ったんだろうな、と苦労を偲んでみました。
そして、同時期に見つけた里帰り品が後2つ。
SEEDの消しゴム。
SEEDはじめ、複数のメーカーが動物型やこけし型の消しゴムを輸出していたのは知っていたのですが、
このごくスタンダードな「砂消し」も輸出していたんですね。
それにSEEDと堂々と書いてあるものは初めて見ました。
動物型のものはノベルティ用が主流だったのか、メーカー名がなく、ただ「JAPAN」と書いてあります。
この消しゴムは、SEEDが頑張ってた証拠として確保しておかなければ、と入手。
ちなみにアメリカから帰ってきました。
そしてもう一つはピストル型消しゴム。
実は日本の面白おもしろ消しゴムは海外でも人気のようで、オークションでも多数見かけます。
自分自身は、オモシロ消しゴムはご縁があったときに入手しておく程度で
あまりがんばらない分野ですが、
このちょっと古いオモシロ消しゴムと言えるこれに魅かれたのは、天然ゴムだから。
(天然ゴムの消しゴムが好きなんです。)
それにこの安っぽいケースと作りが雑そうなところが
愛嬌ありそうではないですか。
で、とどいたものから、ホッチキスをそーっとはずして開けてみました。
ホルダーは紙です、はい。
ちゃちいですねー。
消しゴム面の印刷も片面だけです。
この1穴パンチで明けたような穴。。。雑ですねー。
消しゴム本体、ホルダー、パッケージいずれにも「JAPAN」の主張を忘れないところが
結構好きです。
これもアメリカからかな。
未開封で帰ってきたということは
元の持ち主が大事にしていたのか、見向きもされなかったのか。
大事にされていたと思うことにします。