熊本文房具探しの旅で
文房具そのものではなく、素敵な看板にも出会うことができました。
文房具そのものではなく、素敵な看板にも出会うことができました。
最初に行った、小さな町の大正時代から続く文房具屋さんにあった看板です。
おなじみの桜クレバス。
メーカー名がありません。
どこが作ってくれていたのでしょう。
外人さんにも人気の看板だそうです。
レミントン複写用紙?
カーボンペーパーですね。
このイラストは見たことがある気がしますが、
何かの資料か、復刻されたものだった気がします。
本物ですよ。
大事そうにしまってあるのを出して見せてくれました。
春光円製墨取扱店の看板。
立派ですね。
入り口には「國定教科書取次販売所」の看板も。
お店にはもうあまり古いものは残っていませんでしたが、
とてもかわいらしいおばあさんが、笑顔で応対してくれました。
こういう看板が見る機会もあまりないですからね。
楽しい時間でした。
もう1軒、創業明治時代のお店で古い看板を残している文房具屋さんがありました。
こちらも古い文房具は少しディスプレイされていましたが、
販売はしていなかったです。
今は文房具より和紙などを中心に扱っている雰囲気でした。
まず、大変立派なアテネインキの看板。
これだけ立派なのは、丸善でも持っていないそうですよ。
アテネインクの販促品として、温度計もありました。
(アテネマークの写真を撮るのに一生懸命になってしまい、全体像を撮ってくるのを忘れました・・・失敗・・)
おなじみのマジックインキの看板。
色あざやかできれいです。
そしてこちらのお店にも、墨や筆の特約店の看板が。
古い看板が、それもオークションなどではなく
今も営業しているお店にかかっているのは
しっくりくるといいますか、
このまま看板もお店も残ってほしいです。
最後に、今はまだそう珍しい感じはしませんが、
そのうちとても貴重な光景になってしまうのではないかと思われる光景。
小学校とその前にある古い文房具屋さんです。
だんだんこういうお店が減っているのが
淋しいです。