かなり前、おそらく何十年か前に輸出された消しゴムを見ると、
呼び戻したくなります。
これまでも動物ものをいくつか帰国させましたが、
このたび、こけし消しゴム5個まとめて
日本に戻ってきました。
女性が4、男性1です。
着物の印刷や消しゴムへの巻き方など
かなり粗い感じです。
輸出するならもう少し頑張ろうよ、と言いたくなります。
着物には正面に「ERASER」、後ろの裾の方に「Made in Japan」と記載があります。
どれくらいまえのものか正確にはわかりませんが、
当時アメリカの方はこの「KOKESHI」をみてどう思ったのでしょうね。
ふぁんたすてぃっく!なのか、えきぞちっく!!なのか、はたまたふぁにーだったのか。
あと、このこけし、全部顔が悲しそうなんですよね。
作りが雑なだけだと思いますが
アメリカに行きたくなかったのではないかと
思ってしまいます。
このこけし消しゴムを入手して数日後、
こけし鉛筆もうちにやってきました。
こちらは輸出品ではありません。
今回入手したのは消しゴムの所に
消しゴム大のこけしがはめ込まれているものです。
残念ながら、あまりしっかり固定されていないようで、
一緒にあったこけし鉛筆は
こけしが抜け落ちてしまったものもいくつかありました。
こけし鉛筆の存在は知っていたのですが、
チャームのようにぶら下がっていたり、
大きめの頭がくっついていたりというのは見たことありますが、
これが一番可愛らしい気がします。
あと、笑顔なのもいいですね。
こけし消しゴムたちも
せっかく日本に帰ってきたので
もう少しにこやかになってほしいところです。