輸入・廃番文房具の発掘メモ

古い文房具を集めています。見つけた文房具や資料を紹介しています。

消しゴム:チョコレートとムッソリーニ

ずいぶん前(と言っても1年たってませんが)に
「チョコレート消しゴム」というのを入手しました。
 
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チョコレート色の
小さい消しゴムです。
 
そしてつい先日「ムッソリーニ」という消しゴムを入手しました。
 
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あれあれ、ムッソリーニとチョコレート、
そっくりです。
 
並べるとこんな感じ。
 
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チョコレートのほうが細かいところが少し見づらいのですが、
同じメーカーで作ったもののようです。
 
チョコレートとムッソリーニって、
かけ離れているようですが、
いったいいつ頃の消しゴムでしょうか。
 
ウィキでざくっとムッソリーニについて調べると、
1940年に日独伊三国軍事同盟が締結され、
同じ年に「ムッソリーニペン」が作られたそうです。
 
なかなか人気ものだったようですね。
 
ちなみにムッソリーニペンってこれかな?
 
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ペン先一つ一つにカタカナで「ムッソリーニ」と書いてあrます。
 
おまけでもう一つ三国同盟のころと思われるペン先「meiho pen」
 
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表記がドイツ語と英語と日本語が混ざっています。
イタリア語は、わかる範囲で見当たりません。
 
・・・話がそれました。
ということでどうやらムッソリーニ消しゴムは1940年ころではないかと思われます。
 
 
チョコレート消しゴムは?
 
具体的にいつ頃の物かわかりませんが、
これもウィキで歴史を見ると
1940年にはカカオの輸入がとまり、代用品で作っていたようです。
 
手に入らなくなったチョコレートの憧れを消しゴムにしたか、
もっと後の戦後の「ギブ ミー チョコレイト」のころか。
 
 
因みにチョコレート消しゴムの広告は2種類見たことがあります。
でもメーカー名を見ると
どうもどちらも違うような・・
 
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「チョコレート」は人気で、何度か複数社から同じようなネーミングが出たのでしょう。
 
 
で、また話がそれましたが、
要するにこのメーカー、何でもいいからその時々の人気者を商品名にしていたという
事なんでしょうね。おそらく。
 
 
とはいえ「チョコレート」と「ムッソリーニ
繋がりません。笑