輸入・廃番文房具の発掘メモ

古い文房具を集めています。見つけた文房具や資料を紹介しています。

箱入り・針付きの伊藤喜ホチキスと回転式分度器

もともとこのブログを始めたのは、
「どこの文房具屋さんに行ったのか忘れないように」というのがきっかけでしたが、
もう、どこのお店に何があったとか
わからなくなってしまいました。笑
 
それに、文房具入手先が文房具屋さんに限らなくなってきたのに
文房具屋さんで見つけたものだけ載せているのも
自分的に残念なので、
主旨を変えました。
 
見つけたものを
入手経路にかかわらず、載せていこうかなと。
 
ついでに更新が滞っていたのを
もうちょっとちゃんとやりたいな、とも思います。
 
 
で、本日は骨董市でまたホチキスです。

既に持っている伊藤喜のものなのですが、
びっくり!
箱に入っていました。
その箱の状態がまた大変よく、目立った汚れや破損もない状態です。
 
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英語表記ですね。
輸出用だったのでしょうか。
 

さらにびっくりしたのは針が4箱ついていました。
2箱は伊藤喜純正、あと2つは別のメーカー名ですが
箱の感じ等からすると、同じところで製造していたのではないかと思われます。
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伊藤喜の方は一つはほぼ空、もう一つも使用途中ですが、
S YAの方は未使用です。
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ホチキスにも針にも「宇都宮書店」「金澤」と記載のある値札が張ってあります。
調べてみたら、石川県の金沢市に創業130年の「うつのみや」という書店がありました。
そちらのものかもしれません。
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詳しい時代はわかりませんが、80年とか前のものだと思います。
奇跡の保存状態ですね。
大事にします!
 
 

古いものついでにもう一つ古い金物を。
 
こちらも骨董市(ホチキスとは別ですが)で
分度器です。
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正式には「安立式回転分度器」とあります。
透明なプラスチックが普及していない時代は、
回転させて測ったのでしょうね。
メモリは尺のようです。
これも時代はわかりませんが
恐らく大正・昭和初期くらいではないかと。
 
 
あとはホチキスついでに
小さいswinglineを見つけました。
奥の黄色いホチキスが一般的な大きさです。
 
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こちらも骨董市。
小さいものはあるのを知らなかったので、
これもうれしい発見です。
別ルートで針(これは大きいホチキス用)も入手し、
ホチキスづいてます。
 
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