大正・昭和の事務用品「ユビヌラシ」
文房具・・・ではなく事務用品を一つご紹介。
「海綿」とか「スポンジ」と言われることが多い指先や切手を濡らすものです。
そういえばこれらの正式名称はなんなのでしょうね。
この商品自体は「YUBINURASHI」と刻印されています。
この商品自体は「YUBINURASHI」と刻印されています。
中に水を入れ、中の台の上に脱脂綿か何かを置いてつかうのでしょう。
水を入れすぎたら、横の口から出して調整するのだと思います。
金属製ですが、上から抑えると若干たわむので
それで指を濡らすことができるようです。
それで指を濡らすことができるようです。
パテントNoがあるので、一応日本国内で特許申請をしたものだと思われます。
見た目はスポンジのようにも見えますが
「Nickel-plated」とあるので、
恐らく金属製の穴の開いたプレートが上部になっているのだと思われます。
「Nickel-plated」とあるので、
恐らく金属製の穴の開いたプレートが上部になっているのだと思われます。
想像するに元々は海外から来たものですが、
たとえば水を出すところなど部分的な個所の
特許なのかな、、など勝手に考えています。
たとえば水を出すところなど部分的な個所の
特許なのかな、、など勝手に考えています。
ついでに同じカタログに異形同類の「ユビヌラシ」
も載っていました。
も載っていました。
丸いボール状のものを回して使うようです。
これも日本製で陶製、形は左側の物と同様のものを写真で見たことがあります。
どちらが最初かわかりませんが、こういう小さいものも
海を越えて伝わるんですね。
事務用品もいろいろ時代があって
面白いです。