輸入・廃番文房具の発掘メモ

古い文房具を集めています。見つけた文房具や資料を紹介しています。

ライオン、内田洋行などの古いホッチキス

ホッチキスを展示したブングテンは終わったけれど、
引き続きホッチキスが出てきちゃっていたので、
くどいようですが、ホッチキスです、今日は。
 
イメージ 1
 
このバッタのようなシルエットは、ライオンのホッチキスです。
 
イメージ 2
池袋の丸井の近くの文房具店にありました。
ガラスケースの前に、着荷した商品が積み上げられており、
近寄れなかったのですが、
遠目からライオンの箱が見えたので、
店員さんにとってもらいました。
 
 
 
 
 
 
このホッチキスは、レトロなグリーンが好きなところですが、
ちょっと面白いと思ったのは、
「仮止め」機能が有ることです。
 
イメージ 8
 
普通ホッチキスの針は、抱え込むように内側に曲がりますが、
外側に向いている溝もついており、
回転させると「仮止め」モードになるというものです。
イメージ 9
イメージ 10
イメージ 11
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
試してみたら、確かに針が外側に曲がっていると、簡単にはずせます。
ただ、どういうときに「仮止め」を行うのかが
イメージできませんが、
業務用として使う中で、そういうニーズもあったのでしょうね。
 
 
イメージ 12
 
イメージ 13同様の形態でESSELTEは先週大鳥居で発見。
これは現行モデルかもしれませんが、
赤いデザインが気に入ったので買っておきました。

実用的にはプラスチックのほうが軽くていいのですが、
金属だったらもっとかっこいいのに、と
勝手な感想を持っています。
 
 
ちなみにライセンスモノらしく、日本製です。

それからオークションで見つけたミニホッチキス。(下の水色)
イメージ 14
 
これは、針だけあって、本体がなかった110号というとても小さい針に合う本体です。

確かキーホルダーになっていたと思い、本体の裏に「SPAIN」の文字も見えたので、買ってみたら、針がぴったり合いました。
アアすっきり!
ちなみにオークションでは「フランス製キーホルダー」ということで出されていました。
 
 
 
 
 
 
なお大きさの比較で置いたのは、MAXの10号ホッチキスです。
本体が金色の「Golden MAX」という
ちょっと生意気なホッチキスです。笑

小さいホッチキスといえば、ブングテンの前に、国産のとても可愛いホッチキスを見つけました。
「Golden Max」や内田洋行の「JUNI」とともに出てきました。
イメージ 15
「フランス製キーホルダー」のホッチキスより若干大きいくらいですが、針は10号が使えます。
「HORIUCHI」と裏に入っています。
 
イメージ 3
イメージ 4
イメージ 5
これもブングテンで並べていましたが、
最近出てきたホッチキスの中で、かなり気に入っている内田洋行「JUNI」。

このごついデザインや、ざっくりしたバネから来る重量感がとても好きです。
ちょっとだけ残念なのは、箱がちっとも素敵でないところ。
 
 
 
最後にホッチキスではなく、鳩目パンチです。
 
イメージ 6
東門前の文房具屋さんで、
つい値段を聞いてしまったらすごく一生懸命調べてくれて、
「要らない」と言い辛くなってしまった一品です。

使う・使わないは別にして、
重厚感は、とてもいい感じです。
 
 
 
 
以前入手した昭和30年前後くらいのMAXカタログに
おなじものが掲載されているので、その頃から作られていたものでしょう。
廃番になった時期がわかりませんが、それでもこのパンチ自体も恐らく30~40年は経っていそうです。
 
イメージ 7
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
重くてかさばるホッチキスが、ここ最近増加の一途をたどっていますが、
そろそろ別のものの波が来るだろうと踏んでいます。(希望も兼ねて)
どんなものが出てくるでしょうね!
楽しみです。