モダンなデザイン ブリキのメモ帳
先日のペリカンに続き、またノベルティの話になるが、
どれくらい前だろう、1、2年の間だと思うがブリキのケースのメモ帳を入手した。
昭和初期らしいこのデザインがとてもいい。
表紙にある通り、1932年、昭和7年のものだ。
一番下に「小島印刷」と社名が入っており、この印刷会社が毎年取引先に配布していたものと思われる。
これと一緒に何年分かがあり、毎年表紙のデザインは異なっていて、
どれもとても素敵だった。
複数を買い求める予算はなかったので、迷った末これにした。
裏表紙には小島印刷の営業内容が記載されており、
その中に「ブリキ印刷」とあるのが見て取れる。
今、ブリキ自体を見かけなくなっているが、当時はおもちゃや筆箱、その他雑貨でも
ブリキは素材としてよく使われていたのだろう。
中はこのようになっていて、カレンダー式のメモ帳が挟んである。
ちゃんととしおりもついているよ。
それと祝日の表記や月の形も載っていて、
地味に可愛らしい。
販促物なので、広く出回ったものではないが、
こんな素敵なものがあったというのを残したくて
紹介することにした。
あと、ブリキのメモ帳には思い出があって、
中学生の頃だったかな。
雑誌で紹介されていたこれと同じようなブリキのメモ帳が
ものすごく欲しくて原宿の交差点の所にあったアメリカ雑貨を売っているお店に
買い行ったことがある。
原宿アパート?原宿セントラルアパート?
図柄はアメリカっぽいやつで
大好きで、表紙の塗装が剥げてボロボロになるまで使っていたよ。
ちょっとそれを思い出した。
そのメモ帳も一緒に紹介したかったのだけど、
実家にあるかな?
今後帰ったら持って来よう。