輸入・廃番文房具の発掘メモ

古い文房具を集めています。見つけた文房具や資料を紹介しています。

戦前の雑貨店のノベルティメモ帳

ノベルティで配られているノートやメモ帳は
あまり気にしていなかったのですが、
ふと目にしたメモ帳のデザインがかっこよくて
手を出してしまいました。

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はがきの半分より少し細長いくらいの
小さいサイズです。

作りも似ているので、同じところが作っていたのか
この時代のスタンダードだったのか。

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トンボ、笑ってますかね。(^.^)

このものものしいイラストは、ノベルティならではですね。

どういう会社のノベルティかというと、
トンボ商会は表紙にある通り粉末薬品。
多分農薬ではないかと思います。

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「荒川」という会社?お店?も業務用の油や薬剤などを扱っていたようです。

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馬が走っている表紙は「八幡商会」

やはり油系です。

この「日之出馬印」が表紙の絵のことかと。
ちなみに裏表紙は「蜂バラ」です。

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「荒川」の裏はこれ。

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トンボ商会はやっぱりトンボです。

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中身はトンボは無地、他の2つは3ミリ方眼。

時代はいつか分かりませんが、デザインと質感から推測して
恐らく戦前、昭和10年代頃かなぁと。


こういう無料で配られるものこそ
その当時の流行が現れるものかもしれません。
また、子供を対象としたデザインではないところも
おもしろいです。

これからもう少しこの辺気にしてみようかと
思います。