先日新たに古い単語カードを入手しました。
かなり傷んでいるので、メーカーなどはわからないかなと思いましたが
ふたの裏側に書いてありました。
クツワさんの単語カードですね
そういわれてみれが、わづかに残っているラベルの赤い文様は
轡のマークに見えますね。
中はこんな感じです。
かなり使い込まれています。
時代は雰囲気的に戦前といったところでしょうか。
以上、終わり。
となるはずだったのですが、ふと中を見ると、
あれ？
あら、珍しい。
モールス符号(信号）のカードです。
印刷されていますが、枠線に沿って切り取った跡があります。
もとはモールス信号用の単語カートとして、
１枚の紙に印刷されたものだったようです。
使い古された紙と見慣れないモールス符号が不思議な雰囲気を醸し出しています。
内容はカッコ、数字、アルファベット、カナで、
カナの並びはイロハ順です。
この単語帳で一生懸命モールス符号を勉強した人は
どういう人だったのでしょうか。
モールス符号は役に立ったのでしょうか。
と思ってもわかるはずもなく。
余談ですが、１枚ものを切り離して単語カードとして使っていた。。。
ということは、この時代の「定型サイズ」はこの箱のサイズだったのでしょうか。
またはクツワさんが切り離して使うタイプの単語カードをリフィール的に販売していたのでしょうか。
なんてことも考えてしまうのですが、
同じ時代と思われる単語カードをいくつか持っていますが、
そういえば同じようなサイズです。
きっとこれがこの時代の定型サイズだったんですね。
こんなことでもわかるとちょっとうれしいものです。
